今回は、自分に焦点をあてて、自分の好きなところ、自分の嫌いなところを考えてみよう。
なぜ自分の好きなところと嫌いなところにフォーカスするか
人間だれしも自分の好きなところと、嫌いなところがあるはずだ。これらは、自分の先天的な才能によるものもあれば、後天的に身に着けた力で、自分の好き嫌いが決まってくる場合もある。
どちらの場合にしても、自分の好きな部分と嫌いな部分にフォーカスすることで、自分のことを深く知るきっかけになるということだ。これを書き出すことで、客観的に自分のことを見ることができるようになる。
自分の好きなところ
そもそも自分のことは、よくわからないことが多い。そこでしっかり自分と向き合って、素直に自分の好きなところをあげてみよう。
この自分のことが好きであるということは、得てして周りからバカにされやすいが、実はすごく大切なことだ。これから一生自分自身と過ごしていくのに、自分のことが好きじゃないなんて、つらいだろう。
好きだと思うところは、どんなことでも些細なことでも構わない。ちょっとした仕草だったり、自分がイケメンだとか、カワイイところが好きというのでもいい。改めて言うが、自分のことをかっこいいとか、カワイイと思えるというのは大切なことだ。
好きなポイントを探して、自分のことをもっと好きになろう。そして等身大の自分を認めてあげよう。
好きなポイントは箇条書きする
好きなポイントをみつけたら、箇条書きしよう。ここでは何個も好きなポイントを探すことが大事だ。まずは広く浅く、自分のことを振り返ろう。
その次のステップで、なぜ自分のそんなところが好きなのかとか、好きな自分と関連するエピソードとかを思い出していく。今はたくさんのいいと思えるところをポンポン書き出していこう。
私の好きなところ 書き方の例
- 向上心を持って行動できるところ
- 優しく人に接することができるところ
- 様々な人の意見を認めようと努力できるところ
- 人を許すことができるところ
- 自分は出来ると、自分を信じられているところ
- 新しいコトに挑戦できるところ
自分の嫌いなところ
だれでも自分のことを嫌いだとか嫌だと思った経験はあるだろう。例えば、どうしてこんなこともできないんだろうとか、なんでこんなに頭が悪いんだろう。とかだ。
他にもすぐに嘘をついてしまう人もいるかもしれないし、簡単に怒ってしまうのが嫌な人もいるかもしれない。
とにかく、自分のここが嫌だなと思うポイントを、あげてみよう。
実は、この嫌な部分については別に何の問題もない。その嫌な部分があるのが、あなただからだ。
いい部分も嫌な部分もあって、あなたなのだ。すべて完璧な人なんてこの世にはいない。どんな人でも、どんなものでも、遠くから見ていると、きれいに見えるものなのだ。
自分の気持ちに素直になって、嫌だと思うところを書き出そう。そして客観的に自分の嫌なところを見よう。そして、それを認めよう。これが自分なんだと認められた時、ほっと心が軽くなるはずだ。
私の嫌なところの書き方の例
- 嘘ばかりついて生きてきたこと
- 人の目が気になってしまいすぎるところ
- 夢に対してのモチベーションを保てないところ
- 思っていることを正直に言えないことがあること
- 無理をしてしまうところ
- 主体的な行動がなく、受け身な行動ばかりだったこと
- 見返りを求めていたんだと気づいたとき
- 見栄っ張りなところ
まとめ
改めてになるが、人にはいいと思うところと悪いと思うところがあって当然だ。それが人間だ。だから、それでいい。いいところも悪いところも、それが自分なんだと認めていこう。認められたら、次の一歩につながるはずだ。
悪いと思うところは、長所でもある。そういった可能性を消さないために、まずはありのままの自分を認めよう。