メモのチカラについて

どうも、しんじです。

みなさんは、普段メモをとりますか?会社だとよくメモを取ると思います。

そこで今回は「メモの魔力」という本の中にある「メモの効率的な活かし方」についてまとめておきたいと思います。

メモのチカラについて

メモはCTR率と一緒

メモの話をする前に、CTR率について説明させてください。CTR率とは以下の通りです。

CTRとは、Click Through Rateの略で、日本語ではクリック率やクリックスルー率と呼ばれます。インターネット広告や自然検索で使われる指標です。

CTRは、表示された数(インプレッション数)のうちクリックされた回数(クリック数)の割合を示し、下記の式で計算します。

・CTR(クリック率) [%]= クリック数 ÷ 表示回数 (×100)

つまり、表示回数1000に対してクリック数10の場合CTRは1%、表示回数10000に対してクリック数50の場合CTRは0.5%となります。

よって、CTRを知ることで検索結果を見た人がどのぐらいの割合でWebページに訪れたかが分かります。インターネット広告では、CTRが高いほど効率の良い広告ということになります。

要するにCTR率とは「ある広告をどれだけクリックしてくれるかという割合のこと」を示しています。

例えば僕の好きな本を紹介する記事を書いて、そこに商品購入リンクを張っておくとしますよね。

本の記事を読んでくれる人が1000人いたとします。そのうちの100人が商品購入のリンクから購入ページに移動したとします。そうすると10%の人が商品購入ページに移動してくれたことになりますよね。

そして僕がおすすめした本を購入してくれる人が100人中1人いた場合、CTR率は1%というわけです。

事実、抽象化、転用

実はメモも先ほどのCTR率と同じように考えることができます。

まずどんな事実であっても、すべてメモを取ります。これが先ほどのサイトに訪れてくれる人と同じ立ち位置になります。

そして事実をじっくりと吟味して、法則を見つけ出します。この法則を見つけ出すことを抽象化といいます。

そして抽象化した法則を、自分にどう生かせるか考えます。これを転用といいます。

例えば、僕が出した本がいつもベストセラーになるとしますよね。その時にどうしてベストセラーになっているか考えます。

 

まずはたくさんの事実を洗い出します。語り口が上手、わかりやすい、などなど考え付く事実を上げます。

 

そして事実を洗い出したあと、それらの内容からパターンを見出いします。例えば、ぼくが多くのコミュニティに属していて、そのコミュニティのつながりによって、本が売れていることがわかったとします。

 

法則が導けたら、どう自分に活かすことができるか考えます。これが転用です。自分も様々なコミュニティに所属したり、SNSでコミュニティを作ったりすることで、本が売れるようになるかもしれないと考えることができます。

メモはたくさん取ればいいのですが、たくさんのメモの中からパターンを見出して、そのうえで自分の役に立つような使い方を考えるということが大切になってきます。

これはどんなメモにでもあてはめられる方法です。

まとめ

というわけで、今回はメモの魔力という本の内容について、簡単にまとめました。

メモを取って、それを具体的な法則に落とし込み、自分でも使えるようにするということを繰り返すことが大切だということですね。