今回、アフターデジタルという本を読んでみています。
かなり面白い内容なので、備忘録的に少しまとめておきたいと思います。かなりざっくりとしかまとめていないので、内容が気になる人は、ぜひ買って読んでみてください。
デジタルスタンダード時代のビジネスのあり方
エクスペリエンスと行動データのループ
まず第一に顧客の全ての経験や行動をデータとして取れるようになることが重要ですと言われてます。顧客に関連するほとんど全てのデータです。
そしてそれらが取れるようになったら、デジタルスタンダード時代を生きて行くスタートラインにたてますということだそうです。
そして得られた情報を活かして、すぐに現状のビジネスをアップデートします。これを繰り返します。そうすることによって、顧客の体験をより素晴らしいものにしていくことができるようになります。
今までのようなアップデートの仕方では到底間に合いませんということですね。
デジタルスタンダードのビジネスは寄り添い型
今までのビジネスは、商品を売ってしまったらそれで終わりというようなビジネスモデルが多数存在していました。
しかしこれからのデジタルスタンダード時代のビジネスは寄り添い型と言われます。要するにずっと顧客と接点を持ち続けて行くということです。
例えば保険会社を考えてみます。
保険会社も今までは保険を売ってしまえばそれで終わりでした。でもこれからの時代では、保険に関連するあらゆる分野について、ことあるごとに顧客と接点を作ります。
そしてそれを元に顧客の情報をアップデートし、その時々で保険の見直しをおこなっていきます。こうすることで顧客と保険会社は長く付き合って行くことになります。
これが寄り添い型のビジネスです。