どうも、しんじです!
さて今回は自分にポジションがない時に、フロップでビッグドローがヒットした場合の適切なアクションについて考えていきます!
フロップでドローハンドができた時
今回あつかう状況
- ビッグドロー:アウツが15枚以上あるような強いドローハンド
- ヘッズアップ:多人数参加のポットではなく、2人でポットを争っている状態
- アウトオブポジション:相手よりも先に行動しないといけない不利なポジション
- 主導権の有無は問わない:主導権は自分にあっても、相手にあってもいい状態
ポジションがない状態で、ビッグドローができた状況について考えます。
具体的な状況
- アーリーポジションであなたはAKsでレイズ。ミドルポジションのプレイヤーがコール。その他は全員フォールド。フロップはTd-6s-2sとなって、あなたにはビッグドローがヒットした状況。あなたに主導権がある状態。
- アーリーポジションのプレイヤーがレイズ。あなたはBBにいて、ハンドAKsでコール。その他は全員フォールド。フロップはTd-6s-2sとなって、あなたにはビッグドローがヒットした状況。あなたは主導権がなく、相手に主導権がある状態。
適切なアクション
主導権があってもなくても、フロップではチェックレイズ前提でチェックする。
アクションの根拠
主導権があってもなくても、フロップではチェックする
この状況では、あなたがプリフロップレイザーであるかどうかは関係ありません。主導権があってもなくても、取るべき行動はチェックだからです。
この状況においてチェックする理由は以下の2つです。
- オーバーカード2枚とフラッシュドローのようなハンドの時には、ターンまで行かずにフロップの段階でハンドを終わらせたい。アウトオブポジションにいるときにハンドを終了させるベストな方法は、チェックレイズなので、チェックする。
- ウェットなボードの時に、フリーカードを与えてもいい時は、そのフリーカードがこちらにとって有利に働く場合のみ。今回の場合、チェックして相手にフリーカードを与えても全く問題がなく、自分に有利に働くので、チェックする。
もしあなたがチェックして、相手がチェックを返して来たら、ターンのカードをタダで見ることが出来ます。これは一番チップを失わずにターンを見ることが出来る方法です。
もしあなたがチェックして、相手からベットを仕掛けてきた場合は、チェックレイズします。この状況では、ほとんどの場合であなたの方がフェイバリットだからです。
ターンでアウツを引けなかった場合
ターンでフラッシュが完成しなかったり、A、Kのペアが出来なかった場合は、すでにあなたのハンドはビッグドローハンドではなくなっています。
状況にもよりますが、もしターン時点で相手から大きなベットが打たれて、数学的に間違ったコールを強いられるならこのAKsはフォールドするのが賢明です。
改めて言っておきますが、フロップでチェックレイズを相手にコールされても何の問題もありません。
なぜならフロップでフェイバリットの時にポットにチップを入れられているからです。これは数学的に正しいアクションなので安心してください。
まとめ
というわけで、今回はポジションがない場合に、ビッグドローをヒットさせた時のアクションについて学びました。
いずれにしてもこの状況では、フロップでチェックが適切なアクションです。チェックすることで、ハンドを素早く終わらせることが出来る可能性と、ターンをタダで見ることのできる可能性を残すことが出来ます。