どうも、しんじです。相手プレイヤーのプリフロップレイズが3BBで入った時、フォールドするか、コールするか、リレイズするか、どのように判断していますか?
今回は相手のプリフロップレイズに対する対応方法についてまとめていきたいと思います。
オリジナルレイザーに対してポジションがある場合の、内容になっていますので注意してください!SBやBBからのプレイではありません!
プリフロップレイズに対しての対応方法
- 相手がオープンしてきたポジションのハンドレンジに対して、自分のハンドが相手のハンドレンジの最低ラインであればコールできる。そうでないならフォールドする。
- もしコールするときよりも、リレイズすることによって勝率が50%UPすると思うなら、リレイズする。そうでないならコールする。
ゲームに参加するハンドについて
レイザーに対してポジションがある場合のみの話になります。
ポジションがある場合は、相手のポジションからオープンしてきそうなハンドレンジの最低ラインのハンドでコールすることが出来ます。
理論上、もし相手がAAかKKでのみレイズしてくるときは、あなたは少なくともKKを持っているべきです。また相手がすべてのカードでレイズしてくるなら、あなたもすべての2枚のカードでコールできます。
ポジションがなければ、コールに必要なレベルがはるかに厳しくなります。つまり相手のオープンレンジの一番下でプレイすることは出来なくなります。
コールするかリレイズするか
もしコールするときよりも、リレイズすることによって勝率が50%UPすると思うなら、リレイズします。そうでないならコールします。
リレイズのメリット
リレイズすることで得られるメリットは以下の3つです。
- あなた以降のゲーム参加者を減らせる上に、良いポジションでのヘッズアップになる。
- もしリレイズをコールした場合は、相手のハンドレンジをさらに絞り込むことができる。
- リレイズによって、相手をフォールドさせる可能性がある。
リレイズの数学的正当性について
数学的にリレイズが正当化されるにはどのような計算が必要になるかを、具体例をまじえて解説します。
状況
ブラインド100/200。ポットにはSB、BBのチップが300。それほどタイトではない相手が600へレイズしてきて、ポットが900に。自分のハンドはTT。
考え方
自分のハンドがTTだとした場合、どの相手のポジションからレイズが入っても、コールする気でいますよね。この場合は、コール分の600は、すでにポットに入っているものとみなしてOKです。
つまりポットのトータルは900+600=1500と考えます。
リレイズの金額は、ポットと同じ金額にします。つまり追加で1500チップを追加するということです。つまり自分がリレイズする具体的な金額はコールする分の600+追加のチップ1500で2100にします。
これは1500のチップを得るために、1500のチップを賭けていることになりますよね。
つまりリレイズするタイミングとは、レイズすることでコールするときよりも、ポットをとれる確率が50%は上昇すると信じられるハンドの時なら正当化されるということです。
もし屑手でリレイズした場合は、勝率が70%以上アップすると考えられるときのみ、数学的に正しいプレイになります。屑手でリレイズしたときは、基本的に勝たないと収支がマイナスです。
いいハンドばかりプレイしても、相手に対応されてしまうので、屑手リレイズも状況をみて使ってください。
ポジションがあるときのリレイズの使い方
アーリーとレイトのプレイヤーに対して
アーリーからレイズしてきたタイトなプレイヤーであればリレイズしてもフォールドすることはほぼないです。
逆にレイトポジションからのレイズであれば、リレイズを仕掛けるのにいいタイミングかもしれません。なぜならレイトポジションからオープンするハンドレンジの半分はフォールドすると考えられるからです。
ポットに参加したら絶対に降りないプレイヤーに対して
リレイズしない方がいいです。単にコールします。あなたがレイズしたところですぐにポットをとってしまえるチャンスはほとんどないです。またリレイズをリリレイズしてくるプレイヤーに対しても、リレイズは避けたいところです。
コールとリレイズの割合
いつコールでとどめて、いつリレイズすべきかというのは微妙な判断になります。もしどちらにすべきかよくわからない場合はリレイズ寄りにした方が長期的には意思決定が楽になるはずです。
まとめ
というわけで、今回は相手のレイズについて、ポジションがある場合についての対応策をまとめました。
基本的に、自分に相手のレイズをコールできる最低ラインのハンドがあって、少なくとも50%は勝てると思うのなら、リレイズした方がよさそうです!
個人的に、リレイズはちょっと勇気がいりますけどね。状況が正しければ積極的に使っていきましょう!