フロップでドローハンドができた時vol.12【スモール、多人数、IN、主△】

どうも、しんじです!

今回から多人数ポットにおけるスモールドローの扱い方についてまとめていきたいと思います。

フロップでドローハンドができた時

今回あつかう状況

ポジションはある多人数ポットで、スモールドローがヒットした状況について扱います。

  • スモールドロー:ミドルスーテッドコネクターのようなハンドでフラッシュやストレートが出来そうなドローハンド
  • 多人数ポット:3人以上がゲームに参加している状態
  • インポジション:相手より先に行動しなくてはいけない不利なポジション
  • 主導権の有無は問わない:主導権を持っていても、もっていなくても良い状態

具体的な状況

  1. あなたはボタンにいて、2人のリンパーに続いて87sでリンプイン。BBはそのままチェック。その他は全員フォールドしていて4人参加のポット。フロップはAs-4s-3hで、スモールドローがヒット。
  2. あなたはボタンにいて、レイトポジションのレイザーに87sでコール。SB、BBともにコールして4人参加のポット。フロップはAs-4s-3hで、スモールドローがヒット。
MEMO

どのようなハンドであっても、ヘッズアップの方がポットを獲得しやすいということを忘れないでくださいね!

適切なアクション

全員チェックしてきた場合は、自分からベットする。

アクションの根拠

全員がチェックしてきた場合は、自分からベットする。

自分に主導権があってもなくても、全員チェックで自分のターンがまわってきた場合は、ベットします。

理由は以下の2つです。

  1. ベストなシナリオは、このベットによってポットをとれることだから。
  2. チェックでまわすと、何もない時にあなたはベットしないということが相手に読まれてしまうから。

もしあなたのベットに対して、複数のプレイヤーがコールしてきたら、他にもフラッシュドローを持っているプレイヤーがいると考えてください。

 

そうなるともちろんフラッシュを完成させにくいし、もしターンでフラッシュの完成カードが落ちたとしても、本当にあなたが勝っているかわからなくなってしまいます。


ターンでフラッシュがヒットしなかった場合

もしターンでブランクが落ちた場合、セカンドバレルを打ち込むかどうかの判断は以下の2点から行います。

  1. フロップでヘッズアップになっているかどうか。
  2. 相手がドローハンド、もしくは弱いペアだという読めているとき。

この状況で相手からチェックでまわってきたときは、セカンドバレルを打てば利益を出すことが出来ます。

MEMO

もしフロップで複数のプレイヤーが残っている場合は、セカンドバレルを打つのはおすすめできません。この場合はフォールドを前提でチェックするのが賢明な判断です。


ターンでフラッシュがヒットした場合

ターンでフラッシュがヒットしたほうが、状況はよりわかりにくくなってしまいます。

ボードのテクスチャーを理解して相手はゲームに参加しているはずなので、あなたのハンドが勝っているか負けているかが、この時点で判別できません。

状況が不透明なことからベットがいいのか、チェックがいいのかということすらいえないかなり微妙な状況です。

このような状況を避けるためには、そもそもこのハンドでゲームに参加しないことが大切です。

まとめ

というわけで今回は、多人数ポットにおけるスモールドローについて扱い方を学びました。

このスモールドローハンドをプレイする際に、改めて大切だと思う考え方は「微妙な状況をさける」ということです。

決断の中には明確ではあるけれど、感情的に不愉快だということはありますが、微妙な状況よりはよっぽどいいです。なぜなら決断の難しい状況ではミスしてしまうからです。