フロップでビッグハンドをヒットさせた時vol.10【多人数、OUT、主なし、DRY】

どうも、しんじです!

今回は主導権もないし、ポジションもないという状態の時に、フロップでビッグハンドをヒットさせた時の適切なアクションについてまとめていきたいと思います。

フロップでビッグハンドをヒットさせた時

状況

  • ビッグハンド:フロップでトップツーペアや3カード以上のハンド
  • 多人数ポット:2人のヘッズアップのポットではなく、3人以上のポット
  • アウトオブポジション:相手より先に行動しなくてはならない不利なポジション
  • 主導権なし:相手がオリジナルレイザーで自分に主導権がない
  • ドライなボード:ドローハンドなどが考えられないボート

主導権もないし、ポジションもないというマルチウェイのポットで、ビッグハンドをヒットさせた時のことについて考えます。

具体的な状況

あなたのポジションはBB。COからレイズが入り、ボタン、SBがコール。あなたも、ハンド99でコール。

 

それ以外は全員フォールドしていて、4人参加のポット。フロップはAc-9d-3hとなり、セットができた状況。自分が最初にアクションする場面。

プリフロップでの状況

フロップでの状況

アクションの結論

ここでのアクションの結論は、自分が最初に標準的なハーフサイズのベットすることです。

これは相手からすると弱いリードベットだとみなされます。その結果、相手のコールだけでなく、相手からのレイズを期待することもできます。

もしここでチェックすると良くないことが2つあります。

  1. そもそも自分の後に、相手がベットしてきてくれるかどうかわかりません。
  2. 相手がたとえベットしてきたとしても、コールしたり、チェックレイズしたりするとあなたのハンドの強さを相手に伝えてしまうことになります。
MEMO

本来こういったハンドはチェックするのが一般的です。なので相手プレイヤーからしたら、この場面であなたがビッグハンドをもってベットしてきていることは想像できないはずです。

しかしあえてそうすることで相手にあなたがブラフをしているかもしれないと読ませてバリューを最大限に引き出すことが出来ます。

まとめ

今回の状況では基本的には誰がオリジナルレイザーであるかは関係ありません。もしドライボードでアウトオブポジションにいるなら、標準的なハーフポットサイズのベットを打つことです。

もし仮にあなたがチェックしてもベットが入るだろうと思われる時でも、ベットすることでより稼げるプレイラインを選択できます。