フロップでビッグハンドをヒットさせた時vol.7【多人数、IN、主あり、DRY】

どうも、しんじです!

さて今回は、多人数ポットについて考えていきたいと思います。ここでは3人以上のポットを多人数ポットということにします。

というわけで多人数ポットで、ビッグハンドがヒットしたときの適切なアクションについて、見ていきましょう!

フロップでビッグハンドをヒットさせた時

状況

  • ビッグハンド:フロップでトップツーペアや3カード以上のハンド
  • 多人数ポット:2人のヘッズアップのポットではなく、3人以上のポット
  • インポジション:相手より後に行動できる有利なポジション
  • 主導権あり:自分がオリジナルレイザーになっていて、主導権を持っている
  • ドライなボード:ドローハンドなどが考えられないボート

ポジションもあり、主導権も持っている状況ですが、あなた以外の2人以上の人がゲームに参加している状況です。そんな中、フロップでビッグハンドをヒットさせました。

具体的な状況

ミドルポジションがリンプ、リンプと続いたので、あなたがボタンで99をレイズ。BBがコールして、ミドルポジションの2人もコール。

 

それ以外は全員フォールドして4人参加のポット。フロップはAc-9d-3hとなり、あなたにはセットができた状況。相手のターン。

MEMO

普通はこのような状況にはなりません。かなりルースなプレイヤーが多いテーブルで起こります。

アクションの結論

結論は、相手が全員チェックしてきたら、通常通りC-betすることです。理由は3つあります。

  1. 主導権とポジションの両方がある場合のC-betは、相手プレイヤーにあまり重くとらえられない。相手もコールしやすいので、ポットにチップを集められる。
  2. ベットせずチェックを選択すると、相手プレイヤーにAQやJJのようなハンドが入っていた場合、相手のアウツをフリーで引かせてしまう危険性がある。なのでベットして、相手に数学的にチップを損をさせる必要あり。
  3. 前の3人がチェックしてきた場合、自分もチェックを返すことで、あなたのハンドが強いかもしれないことを相手に無駄に警戒させることになる。なのでベットする。
MEMO

チェックを返すとなぜ相手に警戒されるかというと、今回の状況では、自分がボタンからオリジナルレイザーとして主導権を取りに行っています。

つまり自分のハンドの強さを主張しているのです。ところが、フロップではハンドの弱みを見せるチェックしています。

このプレイだと相手にはあなたのハンドは強いけど、フロップでは弱く見せてプレイしているというように思わせるきっかけを与えてしまいます。結果、相手に警戒されてしまいます。

まとめ

というわけで、今回は多人数ポットの時のビッグハンドのあつかい方について学びました。

簡単に言うと、主導権もあって、ポジションもあって、C-betが打てるなら、C-betを打つのがアクションの結論です。

結局多人数ポットで一番怖いのは、相手の数少ないアウツを引かれてしまうことです。相手にフリーカードを与えないためにもベットしていくべきですね!