どうも、しんじです!
フロップのベットでは、C-betがポピュラーな選択ですが、ベットサイズはどのように決定していますか?サイズを決定している根拠がない人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、フロップでベットする際の適切なベットサイズと、その根拠についてまとめておきたいと思います。
今回はフロップに限ったベットサイズのことについてまとめています!この限りではないので注意して下さい!
フロップでの適切なベットサイズ
基本的には、まずハーフベットしていきます。
ベットの効果である「情報を得る」「人数を減らす」「主導権をとる」といったが認められないなら、ベット金額を徐々にあげていきます。
フロップでのベットの目的
フロップでの主なベットの目的は、ドローハンドを持っている相手プレイヤーに、ドローを引きにいく正しい値段をつけさせないためです。
ドローを引きに行った相手が損するようにベットをすることが出来れば、こちらが利益を得ます。
具体的なベット金額と考え方
ではここから具体的なベット金額と考え方についてまとめていきたいと思います。今回は相手がドローハンドの代表例であるフラッシュを持っている場合について考えます。
フラッシュドローのオッズ
フラッシュドローのオッズは、基本的に2:1と言われています。つまり3回に1回ひける計算です。しかし、これはリバーまでカードが開かれた場合の話です。
実際にリバーまで開かれるゲームはほとんどなく、フロップやターンで勝負は決まります。
そうなった場合、ターンでフラッシュを引ける確率は4:1です。つまりターンでは5回しか1回フラッシュがひけない計算になります。
2パターンのベットサイズ考察
ここでは相手がフラッシュドローを持っていることを仮定して、自分のフロップでのベットサイズを考えてみます。
1000ドルのポットに250ドルかけた場合
1000ドルのポットに250ドルかけた場合は、どうなるか考えてみます。この場合、ポットは1250です。
相手は自分のレイズ額の250ドルをコールすることで1250ドルのポットへ参加してきているため、オッズは5:1です。
相手の立場で考えると、4回はフラッシュが引けなくて負けますので250ドル×4回=1000ドルの損失です。
でも5回に1回はフラッシュができるので、1250ドル×1回=1250ドル勝ちます。つまり計算上相手が250ドルの利益を得ていることになります。
これは数学的に相手に正しいコールをさせてしまっていることになって良くないプレイです。
1000ドルのポットに500ドルかけた場合
1000ドルのポットに500ドルかけた場合を考えてみます。この時ポットは1500ドルです。
相手は500ドルをかけて1500ドルのポットを取りに行くことになります。オッズは3:1です。
相手は4回はフラッシュが引けずに負けるので、500ドル×4回=2000ドルの損失です。
しかし5回に1回はフラッシュを引いて勝てるので、1500ドル×1回=1500ドル勝ちます。つまり相手に500ドル損させています。
これは自分のベットが数学的に正当化されていることになります。
オーバーベットの危険性
相手のコールに正しくない値段をつけるために、大きくベットするのは、自分に対する数学的なプレッシャーをあげていることにもなります。
例えば1000ドルのポットに500ドルかけるなら、3回に1回勝てばもとが取れますよね。例えば2回負けても損失が1000ドルで、3回目に勝てば1000ドル戻ってきます。
もし1000ドルのポットに1000ドルかけるとすると、2回に1回勝たないと元が取れません。これはかなりプレッシャーがかかっている状況だと言えます。
基本的な戦術としては、まずハーフベットしていって、ハーフベットではベットの効果が得られないようなら、少しずつベット金額をあげていけばいいということになります。
まとめ
ということで今回はフロップでのベットサイズについてまとめました。
基本的にハーフサイズから、3/4サイズでベットを打っていれば数学的なプレッシャーもそれほどかからずに、プレイできることです!
状況をみて、効果が一番得られそうなベットサイズを選択してみてくださいね!