【ポーカーのコツ】SB、BBにおける適切なアクションと根拠【StepUpPoker】

どうも、しんじです!SBやBBというポジションは、プレイするのが難しいですよね。常にポジションがない場合が多いからです。

そこで今回はSBやBBで、どのようにアクションするのが適切かを考え、アクションの根拠について確認していきたいと思います!

SB、BBにおける適切なアクション

SBの基本的なアクション

常にポジションがないので、相手のハンドレンジを考えて、勝てないようであれば基本的にフォールドする。

自分のハンドが、相手のハンドレンジの上にある場合は、リレイズして、強いハンドがあることをアピールする。

BBの基本的なアクション

SBと同様にポジションがないので、相手のハンドレンジを考えて勝てないようであれば、フォールドする。

自分のハンドが、相手のハンドレンジの上の方にあっても、「BBからのリレイズはリスペクトが得られにくいこと」と「ゲーム参加人数が変わらないことが多い」ことから、基本はフラットコールする。

SBとBBのアクションの根拠について

SBのアクションの具体例

状況1

SBでAJのようなハンドを持っている場合

 

考え方

アーリーポジションから、タイトなプレイヤーがレイズしてきた場合を考えます。この場合、AJは相手のハンドレンジから考えると、最低ラインのハンドです。

 

SBでは常にポジションがないため、不利な状況で戦わなければいけません。ここではフォールドする方がいいと思います。

 

逆にレイトポジションから、同じタイトなプレイヤーがレイズしてきた場合、AJは相手のハンドレンジのトップにあります。

 

この場合は、SBからリレイズして自分が強い手を持っていることをアピールします。リレイズで相手がフォールドしてくれればベストです。

 

コールされた場合は、相手のハンドの情報を得ることができ、主導権もこちらにありますが、ポジションは相手にあるので、注意深くプレイする必要があります。

状況2

 

アーリーポジションからタイトなプレイヤーがレイズしてきて、77のようなミドルペアをSBで持っている場合

 

考え方

相手のハンドはほとんどの場合、自分より強いです。つまりここでSBからリレイズしても、ポットは取れないし、コールされてもやっぱり強いハンドだということで、リレイズしても情報が得られません。

 

でも77をフォールドしてしまうのは、もったいないです。77は相手のフロップがミスすれば、勝っている可能性もあるからです。

 

こういった場合は、フラットコールしてセットを狙いに行きます。もしフロップをミスしたらフォールドします。

BBのアクションの考え方

BBからプレイする場合は、SBと比べて2つの特徴があります。

  • BBでリレイズしてもしなくても、ゲームへの参加人数が変化しない場合がある。
  • BBはSBのように後ろに人がいないため、リレイズのリスペクトが得られにくい。逆にSBは後ろにアクションが残っているBBがいるため、リレイズしているということは、強いハンドだとみなされる。

BBでのリレイズは、SBのリレイズに比べてメリットが少ないため、基本的にはフラットコールするのが得策です。

BBでブラインドを守る必要はない

ブラインドはテーブルに置いた時点で、自分のチップではありません。ブラインドを守るという概念がありますが、基本的にブラインドは、ポットを考える上でのツールにしかなりません。

確かに自分がブラインドを置いている場合は、少し安い値段でゲームに参加できますが、主導権もポジションもないため、ほとんど良くない状況は変わりません。

BBのアクションの具体例

BBではほとんどのハンドをフォールドします。ポジションも主導権もないからです。プレイのガイドラインを示しておきます。

  • AKs~AT、KQ~KTなどでフラットコール
  • JTsなどのハンドはプレイできない

SB対BBについて

アーリーポジションから、ボタンまですべてフォールドして、SBとBBで対戦することがありますが、その際のアクションの考え方についてまとめておきます。

少人数でプレイするようになると、SB対BBという状況が多く発生するようになります。

SBのアクション

SBは基本的にBBに対してポジションがありません。なのでポットを大きくするメリットがほとんどありません。

フォールドするようなハンドでない場合は、基本的にリンプインしてポットを小さくしておきます。

BBのアクション

BBはSBがリンプしてくるならレイズの割合をあげます。

SBに対してはポジションが常にありますし、レイズすることによって主導権も握れます。またレイズしてSBにコールされても、SBが強いハンドを持っているという情報を得ることが出来ます。

SBがレイズしてくる場合は、相手のハンドレンジの最低ラインは持っている時にハンドをプレイすします。

まとめ

ということで今回はブラインドのアクションの根拠と考え方についてまとめました。結論から言うとブラインドは常にポジションがないので、参加するハンドは厳選してプレイする必要があります。

またSBはBBよりもリレイズの信用度が高いため、SBで本当に強いハンドを持っているならリレイズして自分のハンドの強さをアピールします。

BBでは基本的にはフラットコールで問題ありません。レイズしてもレイズの効果をあまり得られないからです。