どうも、しんじです!皆さんは自分がいつもプレイしているゲームをどの程度タイトに、どの程度ルースにプレイしていますか?
このルースとタイトの関係をしっかりと理解することで、自分がどの程度ルースに、もしくはタイトにプレイしたらいいかというのがわかるようになります!
そこで今回は、ゲームの状況に合わせて、「ルースにプレイするのか」もしくは「タイトにプレイするのか」の判断基準についてまとめておきたいと思います。
ルースにプレイするかタイトにプレイするかの判断基準
逆に自分のスタックサイズに対して、ブラインドやアンティが大きく、スタックが圧迫されるようなら、ルースにプレイする。
タイトとルースの数学
例えば、アンティやブラインドがないゲームを考えます。
この場合、永遠にフォールドを続けても、コストがゼロです。なので常にナッツがくるまで待ち続けていれば、必ず勝つことが出来ます。
逆にスタックが1000で、アンティが500のゲームを考えてみます。
この場合は、強制的にほとんどのゲームをプレイしなくてはいけなくなります。フォールドしただけで、スタックの半分がなくなってしまうからです。
ここでアンティの大きさと自分のスタックサイズを示す物差しを考えます。
一方の端には、アイティがゼロで自然死のリスクがゼロが存在します。これはつまりスタックサイズがアンティに比べてかなり大きい場合です。
もう一方には、スタックサイズと支払わないといけないブラインドとアンティが一緒という、自然死のリスクがかなり大きい端が存在します。これはつまりスタックサイズに対してアンティが非常に大きいものです。
あなたがプレイしているゲームが、この物差しのどのあたりに位置しているかを理解すれば、この後自分がどの程度アクティブにプレイする必要があるかというのがわかります。
アンティが徐々に大きくなって、スタックを圧迫するにしたがって、自然死のリスクがあがるため、ルースにプレイする必要が出てきます。
逆にスタックの大きさが、アンティの大きさに比べて十分大きくなっていれば、タイトにプレイしていきます。自然死のリスクが下がり、ギャンブルする必要性がないからです。
アンティとゲーム比率について
ブラインドが1/2ドルで、プレイヤーの平均スタックが200ドルだった場合
この場合はかなりタイトにプレイするべきです。ブラインドに対して、スタックが非常に大きく、自然死のリスクが少ないからです。
ブラインドが1/2ドルで、プレイヤーの平均スタックが20ドルだった場合
この場合はルースにプレイする必要があります。なぜならブラインドに対してのスタックが小さいため、プレイ数を増やしてポットを獲得していかなければゲームを続けられなくなってしまうからです。つまりたくさんギャンブルする必要が出てきます。
ポーカーの名言
ルースなゲームではタイトにプレイして、タイトなゲームではルースにプレイするというポーカーの名言があります。
これはルースなゲームでは、たくさんの人が参加するためにポットが大きくなりやすいため、自分がポットを取った時に自然死のリスクがかなり小さくなるからです。
逆にタイトなゲームでは、ポットが小さくなるので、よりアクティブになってブラインドに飲み込まれないようにしなくてはいけません。スタックが小さい時には、ベストハンドを待つことはできなくなるということです。
まとめ
ということで今回はルースにプレイする、タイトにプレイする基準についてまとめました。
スタックサイズとアンティの比率を考えて、自分のプレイしているゲームが一体どのあたりなのかを見極めてプレイする必要がありますね。
スタックのサイズが小さくなってきて、アンティがスタックを圧迫し始めたら、ベストハンドを待つことは出来ません。逆にスタックが十分なら、タイトにプレイして大丈夫ということです!