どうも!前回ルースにプレイするか、タイトにプレイするかの判断基準についてまとめました。ですが前回の内容には、大切な内容が抜けていました。それはブラフの頻度のことについてです。
ルースやタイトというプレイスタイルの変化というのは、ブラフを仕掛ける頻度と密接に関係しています。
そこで今回は、ブラフの要素を含めた場合に、ゲームに合わせたルースプレイとタイトプレイの変化させ方の判断基準をまとめます。
続・ルースにプレイするかタイトにプレイするかの判断基準
ポットが大きくなりがちなルースなゲームをプレイしている時は、ポットを勝ち取るためにブラフしなくてはいけない可能性が高いブラフ要素が高いハンドはすべて除外することになり、タイトにプレイすることになります。
ポットが小さくなりがちなタイトなゲームをプレイしている時は、ブラフ狙いのハンドを多く加えて、ルースにプレイすることになります。
これらの考え方を取り入れることで、正しいブラフ頻度と正しいタイトさの度合いをどんなゲームをプレイしている時でも正確に見つけ出すことが出来るようになります。
ブラフの現在と未来のエクイティ
ブラフした場合のことについて考えます。
ブラフには2種類のポットを獲得できる確率、エクイティがあります。
現在のエクイティ
今その場でポットをとれる確率のことです。つまりブラフ自体が持つエクイティのことです。
未来のエクイティ
ブラフしたことを相手に見せることで、その後のプレイで余計にコールを得られる確率を意味します。
あなたがしたブラフ自体では収支がマイナスになったとしても、ベストハンドに近い手でなくてもベットしているとは限らないことを対戦相手に知らせることで、ブラフのマイナスを補填できます。
つまりブラフというのは、ポーカーの中で使ってはいけないものではなく、積極的に使うべきものだと言えます。
ルースなゲームでのブラフ
ルースなゲームでは、ブラフをしない方がいいです。なぜならベストハンドでなくては、ポットをとることが出来ないからです。
またブラフがきかないため現在のエクイティはありませんし、ブラフによる未来のエクイティも得られにくい状況です。
なぜなら多くのプレイヤーがブラフ気味のハンドをプレイすることになるからです。あなたもそのうちの一人というだけでは、未来のエクイティは得られにくいというわけです。
タイトなゲームでのブラフ
タイトなゲームでこそブラフすべきです。
タイトなプレイヤーは戦わずしてあきらめる可能性が高いので、ベストハンドでなくても勝つことができます。これによりブラフによる現在のエクイティを満たすことが出来ます。
もしもブラフを仕掛けて、ブラフがうまくいかなかったとしても、それが未来のエクイティにつながります。これによって、タイトなプレイヤーからコールしてもらえるようになるのです。
まとめ
ポットが大きくなりやすいルースなゲーム
ポットに対してのアンティの割合が小さくなります。つまり自然死のリスクが小さくなり、ベストハンドを待つことが出来ます。
よってタイトにプレイしてギャンブルを控えることと、ルースなゲームではブラフは効かないのでしてはいけないということが言えます。
ポットが小さくなりやすいタイトなゲーム
ポットに対してのアンティの割合が大きくなります。つまりスタックが削られていくリスクが大きくなり、ベストハンドを待つことは出来なくなります。
よってルースにプレイして、もっとギャンブルすること、タイトなゲームではブラフをたくさん仕掛けていくということになります。