横山光輝さんの「三国志」全60巻を読んだ感想

どうも、しんじです!いやー、長かった。ついに決着をつけられました。

かれこれ、半年以上前から読みだしていた横山光輝さんのマンガ「三国志」をとうとう読み終わりました!読み終わった感想を少しまとめておきたいと思います!

横山光輝さんの三国志を読みだした理由

そもそもなんで「三国志」を読みたいと思ったかというと、以前読んでいた本の「自分の頭で考えて動く部下の育て方」という本があるんですね。ちなみにその書評はこちらです。

【要約&書評】「自分の頭で考えて動く部下の育て方」篠原信

その中に「泣いて馬謖をきる」とか「項羽と劉邦」のリーダーシップの違いとかを例に出して、自分の頭で考えて動く部下の育て方の説明がされていたんです。

そこには諸葛亮孔明は「自分の頭で考えて動く部下は育てられなかった人」って書いてあるんですよね。そういった三国志の故事などを見ていたら、三国志を読みたくてうずうずしてきてしまいました(笑)

これがきっかけで、三国志に興味を持ち始めました。

横山光輝さんの三国志のメリット

マンガだからサクサクよめる

これはですね、ぼくにとっては重要なんですが、活字が多いのはつらいんです…。ブログ書いといてこんなこと言うのも違う気がするんですけど…。

三国志の本って大体活字が多いんですよね。ほとんどの本は、小説のようになっています。ですが、この横山光輝さんの三国志は…マンガだったんです!

マンガなのでそこまで文章が多くなく、サクサク読めてしまいます。ただ登場人物が多すぎて、同じような顔の武将が何人か出てきてよくわからなくなったりしましたが(笑)

あとこれはうれしい誤算だったんですけど、三国志のストーリー…めっちゃくちゃ面白いです…(笑)。だから次はどうなるんだろうって、どんどんページをめくってっちゃう感覚がありました。

稀代の英雄たちの考え方を学べる

三国志をよんで良かったなと思うのは、有名な武将達の策略を勉強できるところですね。

赤壁の戦いしかり、五丈原の戦いしかり、魏・呉・蜀の中で入り乱れる策略の緻密さは、「こんなことよく考えついたな!」と思うようなことでびっくりさせられました。

こういった稀代の英雄たちの考え方や、生き方を知れたのは、自分にとっても大きな学びになりました。

特に曹操のもとを離れて、劉備のところに帰る際の関羽将軍のかっこよさですよ。ほんとかっこいい。関羽最高です。

横山光輝さんの三国志のデメリット

読み切るまではマンガといえども相当かかる

そうですね、マンガとはいえですね、60巻あるんですよね。多い…。正直、いくらマンガの内容が面白いとは言っても、60巻は一気には読めません。

結局、読むのに疲れて、途中で読むのをやめてしまいました。その結果、読み切るのに半年近くかかってしまいました(笑)

三国志の中での出来事が読者にわかりやすく、そして詳しく書いてあるので、結構な巻数になっているんだと思います。

地理関係がいまいちよくわからなくなる

あとは読んでいてちょっと思ったことなんですが、地理的な関係がいまいちよくわからなくなってしまうことがあります。

魏・呉・蜀の位置関係や、それぞれの首都の場所、あとは戦の場所の地名が、それはもうたくさん出てきます。

長安とか洛陽、五丈原、南蛮、とかね。正直、位置関係が全く分かりませんでした。

ただ、それぞれの位置をわかっていた方が、かなり知識が深まるんじゃないかと思います。もしわからないときは、自分で場所を調べながら読むのがいいと思います。

まとめ

ということで横山光輝さんのマンガ「三国志」の感想をまとめておきました。約四十年も前のマンガっていうんだから驚きです。こんなに面白いなんて。

活字が苦手で、はじめて三国志を読むなら、このマンガ「三国志」はとっつきやすくて読みやすいと思います。

そして改めて諸葛亮孔明すごいなと思いました。あと関羽のかっこいいコト。そして人の命は儚いということも勉強できました!読んでよかったです!