最近、疲れやすくなったなぁ、ということはないだろうか。疲れやすくなる原因には様々なものがあるが、もしかしたら体に不要な緊張を作ってしまっているせいで、体が疲れてしまっているかもしれない。
そこで今回は、どんな場所でも体をリラックスさせる簡単な方法について紹介したい。結論は「深呼吸」だ。
体をリラックスさせる簡単な方法
深呼吸が1番いい
体をリラックスさせるのに効果的なのは、深呼吸だ。理由は誰でも手軽にいつでもできる上、リラックス効果や血流改善効果などがあるから。
例えば仕事でデスクワークをしているとき、ふと気がつくと肩やアゴに力が入っていることはないだろうか。この時の体は、かなり緊張状態にあり、疲れをためてしまっている状態でもある。そんなときは、大きく息を吸って、ふーっと吐くだけでだいぶリラックスできるものだ。
そんなこまめに深呼吸できない・・・と感じる人もいるかもしれない。深呼吸することを忘れてしまう場合は、30分に1回深呼吸するとか、休憩時間になったら深呼吸するというようにあらかじめ決めておくといいだろう。
緊張させて緩める
体をリラックスさせるのにおすすめの方法は、筋弛緩法と呼ばれる方法だ。要するに筋肉を緊張させてから、リラックスさせること。理由は筋肉の力が抜けていることがわかりやすいから。
例えば突然リラックスしてと言われても、どうやって力を抜いていいかわからない人もいると思う。そもそもどこにどうやって力が入っているかを意識したことがない場合だ。
そんなときは、まず力を抜きたいところに力を入れて緊張させてから、リラックスさせる。すると筋肉が緊張していないことを体感しやすくなる。
ちなみに深呼吸も同じで、息を吸うことは体を緊張させることにつながり、息を吐くことで体の力を抜いているということなる。
体が緊張していることを察知する
体の状態が今どういう状態かをわかるように注意しようということだ。理由は今緊張しているのか、そうでないのかがわからないと、リラックスすることが必要かどうかもわからないからだ。
例えば、常にいろいろな人と接しているような仕事だと、緊張している状態が普通になってしまって、リラックスしようという発想すら起こらない時がある。これだと体にずっと負担がかかってしまって疲れが取れないということが起きてしまう。
まずは自分の体がどういった状態にあるか、落ち着いているのか、緊張しているのか、しっかりと把握できるようになることが重要だ。
体の状態を把握するためには、ことあるごとに自分の体を確認してみること。あるいは瞑想などのボディスキャンと言われるトレーニングが効果的だ。