ハエを捕えるサンチュ

昨日はご近所さんの前田夫妻と、焼き肉を食べに行った。前田夫妻と楽しく焼き肉を食べていると、タカさんが急に「うわっ!」と大きな声を出した。

みんな驚いてタカさんの指さす方を見ると、テーブルの上のサンチュの間にハエが一匹とまっているようだった。

「うわー、サンチュの間から出てきたからゴキブリかと思った!ハエか、びっくりしたー!」

日本では到底考えられないことだ。

しかしセブの焼き肉店では、ハエやゴキブリは当たり前にいる。そして店内を縦横無尽に飛び回っているのだ。だからテーブルに運ばれてきた食事にハエがくっつくのは珍しいことではない。

ただサンチュの間からハエが出てくるのは珍しい。普通だったらさっさと飛び立ってしまうからだ。

「そうそう、そういえば・・・」なんて、引き続き前田夫妻と話をしていた。

そんなこんなで30分ほどたっただろうか。「なにこれ、気持ち悪ー」といって、えりちゃんだったと思うが、またサンチュのほうをゆびさした。

よく見てみると、さっきのハエがまだサンチュにとまったままだ。というか、ひっくりかえってもがいていた。ハエのお尻の部分が伸びたり、縮んだりしている。

さらにだ。さっきと違って、ハエもう一匹増えていた。そいつもサンチュにくっついてうろうろしている。飛び立つ気配がない。

何が起きているんだ?と思った。

「気持ち悪いねー」で終わってしまったが、ぼくはハエの動きより、よっぽどサンチュのほうが気持ち悪かった。

そして帰り際にサンチュを改めて確認すると、2匹のハエはすでに動かなくなっていた。おそらく死んでしまっていたんだと思う。

ここからは完全な推測になってしまうが、おそらく店側はサンチュの鮮度を保つために何らかの薬品を使っていて、それがハエに影響したのではないだろうか。

基本的にサンチュのような脇役は、テーブルにだされてもすべてを消費されることは多くない。そのためテーブル間で使いまわされることが多いと思われる。

しかしなんの処理もしないでいると、サンチュがすぐに傷んでしまう。だからサンチュが傷まないようにするために、何かしらの薬品で傷まないようにしてるんじゃないだろうか。

そしてその薬品は有害で、結果ハエがおかしくなってしまったんじゃないだろうか。

ハエと人間はもちろん違うが、ハエがひっくり返って弱ってしまうということは、人間の体にいいものではないだろうなと思う。

食事にはやはり気を抜けないなと感じた食事になった。なんとも恐ろしい限りだ。では。

※前田夫妻との食事はとっても楽しかったです。