どうも、しんじです。
今回はセブでデング熱、インフルエンザ、腸アメーバ症を同時に発症した際のことについて、少しまとめておきたいと思います。あと一歩で死ぬかもしれませんでした。ほんとに怖かったです。それではどうぞ。
セブでデング、インフル、腸アメーバを同時発症した話
結論
まず結論なんですが、デング熱とインフルエンザ、そして腸アメーバ症を同時に発症した結果、僕の血液の血小板数値が異常に低下しました。白血球もすごく少なくなってしまいました。
あと少しで輸血が必要というか、むしろ輸血しないとやばいという状態だったらしいのですが、そこでちょうどデング熱が最終期を迎え、血小板の値が回復。輸血などをせず、なんとか自力で回復することができました。
入院期間は9日間ですかね。マジできつかったです。
きっかけ
そもそもきっかけなんですが、友人が8月のはじめに遊びにきたんですよね。その時に観光に行ったり、朝早かったりして、疲れてしまったというのはあるかもしれません。
そしてドクター曰く、最初にインフルエンザにかかったんじゃないかと。それによって、免疫力が下がってしまい、そこにデング熱を発症という流れじゃないかと言ってました。
またアメーバですが、アメーバは免疫力が下がっているとかかってしまうようで、完全に免疫力が下がってしまったため、アメーバに侵食されたということでした。
入院生活
ほんとに身体中がだるく、少しだけであっても立っていることができないような状態でした。トイレに行くのが本当に辛いという感じです。
全身が熱くて、筋肉痛のような感じ。お腹もアメーバのせいでずっと痛いです。水を100mlほど飲んだだけで、吐き気をもよおすという地獄のような状態でした。
夜は体がめちゃくちゃ疲れているのに、寝ることができないというきつさで、本当に体力がやばかったです。
入院初日
入院初日から散々晩御飯を要求しているのに4回目にならないと持ってきてもらえなかったり、ご飯が不味すぎて食べることができなかったり、前日から体調がかなり悪くご飯を食べていなかったので、栄養失調的なものになってしまっていたように思います。
入院二日目
また妻にインフルエンザがうつってしまい、ふたりで入院生活することに。途中ふたりで入院するために、同じ部屋に移動したんですね。移動時刻がam4:00。ただでさえ、デング熱やインフルエンザでフラッフラの状況なのに、その時間に移動を敢行されました。
妻と無事合流できて、一安心だったんですが、荷物を前の部屋に忘れてきたことを思い出し、スタッフに「荷物を確認して持ってきてほしい」とすぐに2回伝えるも、OKOKと行った気の無い返事。嫌な予感がしていましたが、結局朝まで荷物は届かず。
結局朝のスタッフに確認したら、前の部屋はもうクリーンアップされていて何もありませんと言われてしまった。大事にしていた毛布とズボン、あとは妻の髪留めなどが全て無くなってしまいました。きついw
入院4〜5日目
あるタイミングで、用を足していたら全身から急に冷や汗が出てきて、やばい状態に。しかしトイレも続けたいしどうしようと思っていると、どんどん意識が遠のいていくような感覚に。おそらく貧血状態だったんだと思います。
用を足しながら、「やばい倒れる…!?」と思い、すぐに便座から立ち上がり、ベッドに向かいましたが、間に合わず、ベッドに突っ伏すような形で倒れてしまいました。妻はかなりびっくりしていて、下にもコップが割れてしまった残骸が散乱するという状況。
さらにやばかったのは、入ってきたナースがまず僕のことに注目するのではなく、「どうしてコップが割れてるの?」「このシーツはなぜ濡れてるの」ということを質問してきたことでした。そして、「どういう状況だったか説明して!はやく!」みたいな感じで僕は言われました。ぶっ倒れていて、どんなことが起きたかわかりようもない状態の中、これはやべーなと思いました。
一応自分なりに起きたことや感覚は伝えましたが。
そのあと簡単に血圧と体温を測りました。ナースは「はい、血圧も大丈夫、体温は〜36.5で熱なしー」みたいな感じでした。体温なんてさっき38.9くらいあったのに、それがガツーンと下がっていて、何も感じないところにびっくりしました。ナースも疲れてるんだろうなと思いました。
奇跡の回復
主にデング熱の影響で、血中の白血球と血小板の数値がガンガン下がって行ってました。特に血小板の数値が下がりすぎて、輸血が必要になりそうでした。
ドクター的には様子を見続けるというような判断をしていたようですが、どうやら即輸血しないと危険な状態まで血小板の数値が下がってしまっていたようです。
僕もやばい感じはわかっていましたが、どうすることもできずと行った感じでした。しかしラッキーなことに血小板の数値が下がりきったタイミングで、デング熱の終わりを告げる斑点が体にでき始めました。
その結果翌日から血小板の数値が回復し、退院できるまで回復することができました。
もしデング熱の終わりがもう少し遅かったら、まじで輸血しなくてはいけなくなっていたと思います。本当に危険な状況でした。
しかもセブでは、輸血の際の血液の適合チェックをするのに2週間もかかるらしいです。つまり、輸血するとなったら、適合チェックせずに血液をぶっこむことになるようです。うまくいけばいいですが、うまくいかない場合も往往にしてあるようです。
本当に自力で回復できてよかったなと思っています。
まとめ
というわけで、今回はデング熱、インフル、そしてアメーバ症の3つを同時に発症した時のことについて書きました。
思い出すだけでもきつい、苦しい戦いでした。そして最後はラッキーもあったと思います。本当運がいいんだか悪いんだか笑
とにかく戻ってこられれてよかったです。セブで入院する際は、自分のことは自分で守るという意識が本当に大切だなと思いました。