どうも、しんじです！
引き続き多人数ポットにおけるスモールドローの扱い方についてまとめていきたいと思います。
前回まではポジションが有利な場合について考えてきましたが、今回はポジションがない多人数ポットでのスモールドローについて扱っていきます。
フロップでドローハンドができた時
今回あつかう状況
ポジションのない、多人数ポットで、スモールドローがヒットした状況について扱います。
- スモールドロー：ミドルスーテッドコネクターのようなハンドでフラッシュやストレートが出来そうなドローハンド
- 多人数ポット：3人以上がゲームに参加している状態
- アウトオブポジション：相手より先に行動しなくてはいけない不利なポジション
- 主導権の有無は問わない：主導権を持っていても、もっていなくても良い状態
具体的な状況
ミドルポジションのプレイヤーがオープンレイズ。ボタンとSBがコールして、BBのあなたは87sでコール。その他は全員フォールドしていて4人参加のポット。フロップはAs-4s-3hで、スモールドローがヒット。
適切なアクション
- チェックしてターンをまわす。
- チェックに対して誰かがベットしてきたらフォールドする。
アクションの根拠
チェックしてターンをまわす
ここでのハンドの目的は、チップをなるべく失わずにプレイするということです。この場合、チェックするのが最もチップを失わずにプレイできるラインになります。
もしあなたがチェックして全員チェックした場合は、考えられる中で最もうまくいったパターンです。この状況ではフリーカードを得られないのが普通だからです。
チェックに対して誰かがベットしてきたらフォールドする
あなたのチェックに対して誰かがベットしてきたら、フォールドするのが賢明なアクションです。
特にここでコールするのは、一番チップを失うプレイだと言えます。あなたはアウトオブポジションにいるし、コールするオッズもないからです。
チェックレイズセミブラフをフロップで行うことは出来ます。あたかも自分のハンドが本物のハンドであるようにプレイするということです。
もしブラフキャッチされても、まだフラッシュをひける可能性はあります。
まとめ
というわけで今回はポジションがない、多人数ポットでのスモールドローのあつかいについて学びました。
本来であれば、最もいいフロップが出たはずなのに、非常に判断が難しくなるということがわかっていただけたでしょうか。
こういったハンドでチップを突っ込むというのはかなり危険なプレイなので、注意が必要です。
