フロップでドローハンドができた時vol.6【ビッグ、多人数、OUT、主△】

どうも、しんじです!

引き続き多人数ポットにおける、ビッグドローのあつかい方について考えてきます!今回はポジションのない状況での適切なアクションについてまとめます。

フロップでドローハンドができた時

今回あつかう状況

ポジションが不利な中、多人数がゲームに参加してきている状態の、ビッグドローハンドのあつかいをまとめます。

  • ビッグドロー:アウツが15枚以上あるような強いドローハンド
  • 多人数ポット:3人以上がゲームに参加して、ポットを取り合っている状態
  • アウトオブポジション:相手より先に行動しなければならない不利なポジション
  • 主導権の有無は問わない:主導権は自分にあっても、相手にあってもいい状態

具体的な状況

  1. アーリーポジションからのレイズに対して、2人のプレイヤーがコール、あなたはAKsをBBでオーバーコール。その他は全員フォールド。フロップはTd-6s-2sとなって、あなたにはビッグドローがヒットした状況。相手に主導権があり、あなたのターン。
  2. アーリーポジションのプレイヤーがリンプインして、ミドルポジションもリンプイン。あなたはSBにいて、ハンドAKsで4BBへレイズ。BBがコールして、リンプインしたプレイヤーが2人ともコール。その他は全員フォールド。フロップはTd-6s-2sとなって、あなたにはビッグドローがヒットした状況。あなたに主導権があり、あなたのターン。

適切なアクション

  1. 主導権があってもなくても、チェックする。
  2. 相手プレイヤーがベットしてきたら、チェックレイズする。

アクションの根拠

主導権があってもなくても、チェックする

この状況では、あなたがプリフロップレイザーであるかどうかは関係ありません。基本的にチェックが適切なアクションです。

ここでのチェックでたとえ相手にフリーカードを与えることになっても大丈夫です。今回はフロップのカードがあなたに有利に働いているからです。だからここはチェックです。

もしここでベットしてしまうと、以下のような良くないことが起こる可能性があります。

  1. もし相手にコールされて、ターンでミスした場合に、ポジションもないので意思決定が難しくなる。
  2. あなたのベットに対して、コールやレイズが複数起きた場合、しなくてもいいベットをしたことになる。

相手プレイヤーがベットしてきたら、チェックレイズする

この状況では、自然な流れでチェックレイズするチャンスが生まれます。チェックレイズによるメリットは以下の通りです。

  1. チェックレイズした場合、現状エースハイのハンドで、ポットを勝ち取れる可能性がある。
  2. チェックレイズによって、多人数ポットの状態からヘッズアップに持ち込むことが出来る。
  3. チェックレイズによって、オールインまで行った場合、ポジションがない状態からの難しい意思決定を下す必要がなくなる。

もし誰かがレイズして、それに対してひとりコールした場合は、典型的なスクイーズでチェックレイズする方がいいでしょう。

 

もし誰かのレイズに対して、2人のコーラーが現れた場合は、ドローをひきに行くための正しい値段が付くことになるので、ジャストコールします。

まとめ

というわけで今回は、多人数でポジションがない場合のビッグドローのあつかいについて学びました。

アウトオブポジションにいるときは、大きなチェックレイズを狙って、チェックするのが基本的なプレイラインです。

自分がアウトオブポジションにいる場合は、なるべく自分がフェイバリットな時にポットにチップを入れることを考えてプレイしてください。