どうも、しんじです。
ふと気が付いたことがあるのですが、私の現在の思考や行動を形作っているのは、人生の中でも大きな失敗や後悔によるものだなと思います。
その時はすごく悲しい気持ちや、悔しい気持ちになりますが、でもそれによってたくさんのことを学ばせていただいたなとつくづく思います。
そこで今回は、失敗と後悔が人を強くするということで少し話をしたいと思います。
人生における失敗
ぼくは大学でバドミントン部に入部しました。当時は、自分が持っている運動神経だけでバドミントンをしていました。
そんな僕と一緒に、バドミントン部に入部したよしおがいました。
よしおは小柄で、ラケットの振り方もそんなに上手じゃないし、ぼくはよしおには絶対に負けないと思っていました。
そして部活に入って初めての夏休みになりました。ぼくは夏休みに一度も部活に行かないで、家でひたすら麻雀を打っていました。
そして夏休みがあけて、一発目のシングルの勝負で、ぼくは、よしおに負けてしまったのです。絶対に負けることはないと思っていたよしおにです。ぼくはものすごいショックを受けました。
その中で、ぼくには2つの選択肢がありました。
ひとつは一生懸命バドミントンに打ち込んで、強くなること。
もうひとつはバドミントンを一生懸命やらないことで、負けて当然だという態度をとり続けることでした。
ぼくはいまでこそ一生懸命バドミントンに打ち込むべきだったなと思っていますが、その時は自分の弱さを認めるだけの、心の強さがありませんでした。
だからぼくはバドミントンに一生懸命取り組まないことで、自分がバトミントンが弱い理由にしようとしたのでした。
あとから先輩に聞いた話ですが、よしおは夏休み中に一生懸命バドミントンを練習していたそうです。下手なりに、うまくなろうとしていました。当然勝てるはずがありませんよね。
そしてそんな気持ちのまま、バドミントンをずっとやっていました。バドミントン部を辞めるでもなく、ただなあなあにやり続けていたのでした。
そしてあっという間に3年が過ぎ、現役生として臨む最後の大会になってしまいました。ぼく自身抑えようとしても、最後は頑張りたいという思いが出てきてしまいました。
その時です。ぼくの周りを見渡すと、ぼくの周りには誰もいなくなっていました。みんな僕がやる気がないのはわかっていたのです。
だからやる気のあるやつ同士で組んで、ぼくはやる気がないやつとしてひとりぼっちになっていることに気づいたのです。会社でいえば窓際族ですね(笑)
ぼくはその時すごく悲しい気持ちになりました。そしてぼくは気が付きました。大きな失敗をしたなと。
そしてそれ以来、自分が頑張ろうと思ったものに対しては一生懸命取り組むようになりました。
まとめ
私にとっての失敗は、今も人生の糧になっています。そしてそれを二度と起こさないようにこれからも真摯に生活していきたいと思っています。
人生における失敗はしっかりと反省して次につなげていきたいものですね。