どうも!世の中にはたくさんのプロダクトがあり、たくさんの企業があります。そこでちょっとした疑問なんですが、たくさんの人に遊んでもらえるプロダクトの条件や、成功する企業の条件とは何でしょうか。
それに対する一つの回答が「以下の質問に答えられるかどうか」です。この質問は「How Google Works」という本の中に書かれている、成功する会社のチェック項目をまとめたものです。
YesかNoでこたえられるものもあれば、人数や状況を答えるものもあります。質問の内容に対して自信をもって答えられるものが多いほど成功しやすいようです。質問の内容を詳しく知りたい人はぜひ本も読んでみてください。
エリック・シュミット,ジョナサン・ローゼンバーグ,アラン・イーグル 日本経済新聞出版社 2017-09-02
成功のために必要な質問
- 会社の経営陣は、日ごろから自社のプロダクトを使っているだろうか
- 社員は自社のプロダクトに夢中だろうか
- 自社のプロダクトを妻や夫、友人に紹介したり、贈り物にしたりするだろうか
- 顧客はあなたのプロダクトに夢中だろうか
- 何らかの要件、要因によって、仕方なく我々のプロダクトを使っていることはないだろうか
- 顧客を簡単にライバルプロダクトに乗り換えられるようにしても、顧客は我々のプロダクトを使い続けるだろうか
- プロダクトはユニークな技術的アイディアに基づいているだろうか
- 経営陣にプロダクト部門の人材はいるだろうか
- 会社はプロダクトを生み出すうえで、最も影響力の大きい社員に対して、報酬面、昇進面で存分にむくいているだろうか
- 経営陣は採用を経営の最優先課題としているだろうか
- 幹部は採用活動にどれだけの時間をかけられているだろうか
- 優秀な社員のうちで、3年後も会社に残っていそうな人材はどのくらいいるだろうか
- ライバル会社から10%の昇給を提示されただけで会社を去りそうな人材はどれくらいいるだろうか
- 会社の意思決定プロセスは最高の判断を生み出せているだろうか
- 従業員の自由はどれだけあるだろうか
- 本当にイノベーティブな人材が、自分のアイディアを追求する時間は与えられているだろうか
- 新しいプロダクトに関する決定は、利益ではなくプロダクトの優位性に基づいているだろうか
- 組織の中で情報を囲う人と、情報を共有する人は、どちらが成功しているだろうか
- 年功序列や縦割り主義によって、情報や交流がさまたげられていないだろうか
- 5年後にあなたの業界で起こること、変化することはなにか
まとめ
どうでしたか?プロダクトについては、プロダクトの優位性を大切にすること、プロダクトを自分自身が熱中して使っていて、周りにも勧められるクオリティにすることなど、とても大切だと思える質問でした。
また企業的な部分だと、採用活動についての重要性、情報開示の大切さ、従業員に対しての接し方などの大切な部分を質問されているように感じます。
これらの質問に自信をもって答えられる企業やプロダクトなら、大ヒットするかもしれませんね。