今までできていたことが急にできなくなった・・・、なぜできないのかわからないし、なぜできていたのかもわからなくなってきた・・・。その時なんとも言えない悔しさ、もどかしさを感じたことのある人は多いんじゃないだろうか。
今回は、今までできていたことができなくなった時の考え方について、少しまとめておこうと思う。結論から言うと「できていたことができなくなるのは当たり前。当然失敗していいし、自分を責める暇があったら前を向いて進もう」と言うことだ。
できていたことができなくなった時の考え方
できてたことができなくなることは普通
できていたことができなくなるのはその人の怠慢だ!なんて言う誤解している人もいるかもしれないが、できていたことがずっとできる人は一人もいない。
わかりやすい例で言えば、スポーツ選手がそうだ。彼らは驚異的な記録を打ち立てるが、歳を取ることによって引退する。それは老いによって記録が出せなくなるからだ。当然、歳をとれば身体能力が落ちてくるわけだから、記録が出なくなるのは当たり前だ。
これは体力面だけでなく、知能面についても言えることだと言うことに気づいている人は多くない。当然知能を普段から鍛えていれば別だが、基本的に頭の回転は遅くなってくるものなのだ。だから昔はできた計算も、今はできなくなっていると言うことは何にも不思議なことではないのだ。
できなくなった自分を責めないで認める
ここで注意して欲しいポイントがある。それは、できていたことができなくなった時に、1番やってしまいがちなことだが、自分を責めてしまうことだ。
なんでこんな風になってしまうんだ、前はできていたのに・・・本当に俺は大馬鹿やろうだ・・・といった具合だ。
でもよく考えてみて欲しい。普通できていたことはできなくなるものなのだ。できなくなるのは当たり前なんだから、なんで責める必要があるんだろうか。
大切なことは、自分を責めるんではなくて、できなくなった自分を認めること。これが自分なんだと。そしてまだできるようになりたいと思うなら、もう一度前を向いて歩き出すことだ。
失敗していいと考える
できていたことができなくなった時は、また失敗するんじゃないかと不安になる。失敗したくないと、体がこわばってしまう。ここで大切な考え方は、失敗してもいいと考えて、行動することだ。
そもそもうまくいくことの方が少ないことを理解しておこう。
しかも失敗というのは、チャレンジしている人にしか訪れないものだ。何か目標に向かってトライしようとしているから、失敗するのであって、それは尊い行いだということを理解して欲しい。
また心理学的にも、失敗してもいいと思って取り組んだ方が、失敗しないように行動できて、いい結果が残せることがわかっている。
できなくなっても大丈夫。それが普通。失敗してもOK。そうやって前に進もう。