やり抜く人の9つの習慣:成長することに集中する

今回はやり抜く人の9つの習慣という本に書いてある「成長することに集中する」という内容について簡単にまとめておきたいと思います。

目標はあくまでも「成長すること」にポイントをしぼることで、モチベーションを維持しやすくなります。ぜひ活用してください。

やり抜く人の9つの習慣:成長することに集中する

能力は伸ばすことができる

大前提として、多くの人が生まれつき知能・性格・身体能力は決まっていて努力ではどうしようもないと考えています。つまりどう頑張っても性格は変わらない、身体能力は上がらないと思っています。あなたもそうじゃありませんか?

しかしこれは間違っています。

多くの研究で実証されている様に、能力とは生まれつき決まっているものではなく、変えられることがわかっています。どんな分野の能力でも、努力次第で伸ばせるということです。

自分が望んだ様に、自分自身を変えることができるって・・・それだけで、なんだかワクワクしてきませんか?

新しいことに挑戦する心の持ち方

目標の立て方をこれまでいくつか述べてきましたが、もうひとつポイントがあります。

それは目標を設定するとき「今何ができるのか」ではなく「これから何ができるようになりたいか」を考えるようにすることです。

当然、誰にとっても未知のことに取り組むのは怖いものです。そうやって一歩目を踏み出せないときは、心理学に裏付けられた方法を試してみてください。

その方法とは「失敗してもいいと開き直る」ことです。こんなシンプルな気持ちの持ち方だけで踏み出せるようになります。

証明ゴールと成長ゴール

多くの研究から実証されているように「失敗してもいい、失敗なんてなんてことない」と考える方が、実際に失敗する確率は大幅に低くなるということがわかっています。

なぜでしょうか。理由は困難な目標に取り組むときの心理的な不安を小さくしてくれるからです。

そもそも目標には2つのタイプがあります。

ひとつめは「証明ゴール」です。これは自分にはあることをする能力がある、私はやり方を知っているということを証明するための目標です。

2つ目は「成長ゴール」です。このタイプの目標の焦点は能力を伸ばして、今までできなかったことをできるようにするという点にあります。

証明ゴールには問題点があります。それは、難しい課題に取り組む時に逆効果になる可能性があることです。理由は、私は本当に正しいことをしているのか、自分に本当に課題をクリアできるのかという思いが湧いてきて、不安になってしまうからです。

実はこの不安が厄介で、不安が生じる結果、能力を最大限に発揮できなくなってしまいます。不安は能力を発揮を大幅に妨げるのです。

次に成長ゴールについてみてみます。

成長ゴールの場合だと目標に向かっているとき、そこで体験する困難や問題を学びとして捉えることが出来ます。結果として、成長ゴールは失敗の落ち込みや挫折感を緩和することになるのです。

興味を持つことが活力を高めてくれる

どんな仕事であっても、思いがけない障害・問題は起こるものです。そんな時にやる気を維持してくれるのは興味を持って仕事を楽しむ姿勢と、自分の仕事には価値があるのだという信念です。

実際最近の研究でも、興味のある課題に取り組む人は活力の高い状態を維持できることがわかっています。

これから何をするにせよ、最初から自分自身に完璧を求めないでください。どんなことでも習得にはある程度時間がかかるものだと思うことです。

そしてやるからにはそのことに興味を持ち、価値あることだと信じることが大切です。そのことがあなたの成功へのモチベーションを高め、同時に失敗をする確率を下げてくれるからです。

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