疲弊したギバーにならないための方法

どうも、しんじです。

今回はアダムグラント著のギブアンドテイクにで書かれている、失敗するギバーにならないために重要なポイントをまとめておこうと思います。

疲弊したギバーにならないための方法

ギバーとしての活動をする時間を決める

まず大切なことは、ギバーとして活動する時間に制限を設けることです。なぜなら毎日ギバーとして長時間振る舞い続けると、自分にとっても相手にとってもそれが当たり前になってしまいます。

結果として、相手から感謝されたり、自分が役に立っている感覚がなくなってしまいやすく、ギバーとして活動することの価値を感じにくくなってしまいます。結果疲弊していくと言うことですね。

例えばボランティアを行うにしても、活動する時間を決めてその中でしかボランティアしないようにするということです。

そうすることによって、ギバーとしての活動の意味を常に感じながら生活できるということになります。せっかくギバーとして活動するんであれば、人の役に立っていると言う感覚は絶対にはずせない部分ですよね。

自己犠牲してまでギバーにならない

あと大切なことは、「自己犠牲してまでギバーにならない」と言うことです。特に下位層のギバーは、自己犠牲が多いのが特徴です。

自己犠牲が多いと言うのは、どう言うことかわかりにくいかもしれないので、下位ギバー、マッチャー、テイカー、上位ギバー、の考え方の例を以下に書いておきたいと思います。

ホールケーキがあったとします。それをみんなで分けることになりました。その時のキャラクターごとの考え方についてです。

 

自己犠牲(下位)ギバー:私のはいらないので、みんなで食べてください。どうぞ。

マッチャー:みんなで均等に分けましょう。

テイカー:ケーキのほとんどをよこせ。

上位ギバー:ケーキを大きくするにはどうしたらいいのかな?

わかっていただけたでしょうか。つまり、上位のギバーは、相手のことも考えていますが、自分のことも考えています。パイを大きくした上で、そのあとは、自分もしっかり取り分を持っていくわけです。

この上位のギバーのような振る舞いができれば、前よりも相手の取り分は多くなっているはずだし、自分の取り分も増えて、お互いにとってハッピーですよね。これが重要なことです。

このような上位のギバーの考え方ができるようになるために、自己犠牲ではない貢献を目指して活動していきたいと思っています。

まとめ

と言うわけで、今回は疲弊したギバーにならないために大切なことについてまとめておきました。結構考えることが多くて、なかなか大変ですが、今まで誰かにギブした経験ってほとんどなかったので、そう言う意味ですごく勉強になっています。

ギバーとして食い物にされないためにも、しっかりと相手と自分の活動のことを考えながら、選択していきたいものですね。では!