イチロー選手の引退会見で心に響いた言葉

どうも、しんじです。

イチロー選手が引退してしまいましたね。イチロー選手は大好きだったので、あのレーザービームやヒットをこれ以上見れないのは残念です。

さて今回はその引退会見でイチロー選手が話していた内容のなかで、心に残った言葉をいくつか自分の備忘録のためにまとめておきたいと思います。

イチローの引退会見で心に響いた言葉

自分を超える方法

ぼくは人より頑張ることは出来ません。

あくまでも秤は自分の中にあります。自分なりにその秤を使いながら、自分の限界をみながら、ちょっと超えていく。…ということを繰り返していく。

そうするといつの日か、自分の目指していた状態になっている。

少しずつの積み重ねでしか自分を超えていけないと思うんです。

一気に超えようとしてもやっぱり超えられないし、続かない。

前進と後退を繰り返しながら、時には後退しかしなくても、自分がやると決めたことを信じてやっていく。

そうやって遠回りすることでしか本当の自分には出会えないと思っている。

自分の中で一生懸命頑張り切るということが大切だと改めて気づかされました。

ぼくは自分に甘いところがあるので、こういった考え方ができる人はすごいなと単純に思います。

人と比べるのではなく、自分としっかり向き合って、自分に妥協を許さない姿勢が、今のイチロー選手を作っているのかもしれません。

自分が熱中できるものに対して、自分の中でしっかりと頑張り切るということを、常に忘れないようにしたいですね。

後悔を生まない方法

改めてになりますが、ぼくは人より頑張ることなんて到底できません。でも自分のなかで頑張り続けてきました。

自分なりに頑張り切ることでしか、後悔を生まない方法はないと思います。

これも同じような内容ですが、とても大切なことだと感じました。

 

今やっていることに自分の中で手を抜いているようでは、あとあと後悔するということですよね。本当にその通りだと思います。

 

しっかりと目の前のことに集中して取り組まなくてはと思いました。

野球で貫いたもの

野球のことを愛し続けたことです。

愛することと楽しいことは違います。野球が楽しかったのは、1992年に近鉄バッファローズで1軍に行ったり、2軍にいったりしていた時までです。

それ以降は自分の実力以上の評価をされて、楽しいということはなかったですね。

この後は草野球のような楽しい野球をしたいなと思っています。

まず自分が熱中できるものに出会えたというのは、本当に素敵なことですね。熱中できるものってなかなか見つからないですから。

一生懸命、野球に向き合って苦しんできたイチロー選手だからこそ、楽しい野球をしたいといえるんでしょうね。

外国人になったことで得たもの

アメリカにとって、ぼくは外国人です。外国人になったことで、人の痛みをわかることが出来るようになりました。

あまり深くは語りませんでしたが、イチロー選手は文化の違いで、すごく悩まれていたようですね。

私もいまフィリピンにいて、フィリピン人からしたら外国人ですが、何を思われているのかわからなくて不安になったりすることがあります。

イチロー選手は、海外の選手と共に、もしくは一人で戦わなければいけない状況だったわけですから、本当に人間関係には悩んだんだろうなと感じました。

イチローが我慢したこと

ぼくは我慢が苦手なんです。だから自分がやりたいこと、好きなだとおもうことをやり続けてきました。

これは個人的にすごく驚きました。イチロー選手が我慢するのが苦手って(笑)

あんなにすごい記録を出すのには、どれだけの苦労や我慢をしてきたんだろうと個人的には思っていたんです。

でもイチロー選手にとっては、やりたいことだったり、好きなことだったりをやっていただけだったんですね。

なにか嫌なことをやっている人は、なるべく自分がやりたいと思えることに情熱を注いだ方がいいかもしれません。

まとめ

イチロー選手の言葉は、本当に重みのある言葉ばかりで、勉強になります。

そして時間をとって自分と向き合い、深く自分自身のことを理解できている印象があります。

「引退後になにをするんですか?」という記者からの質問に対しても、「なにしてますかねー」と答えていたイチロー選手をみて、どれだけ今の瞬間に集中していたんだろうと思いました。

ふつう引退後のことを考えて引退しませんか?(笑)

そこまで目の前のことに集中できるというのが、イチロー選手がすごいところなのかもしれませんね。やはり普通ではありません。