どうも、しんじです!
今回は前回に引き続きスモールドローのあつかい方についてみていきます。
スモールドローは、87sといったミドルスーテッドコネクターでゲーム参加したときに、フラッシュやストレートができそうなドローハンドのことです。
フロップでドローハンドができた時
今回あつかう状況
ポジションはありますが、主導権がない状態で、スモールドローがヒットした状況について扱います。
- スモールドロー:ミドルスーテッドコネクターのようなハンドでフラッシュやストレートが出来そうなドローハンド
- ヘッズアップ:ゲームに参加している人数が2人だけの状態
- インポジション:相手より後に行動できる有利なポジション
- 主導権なし:相手がオリジナルレイザーで、あなたに主導権はない状態
具体的な状況
ミドルポジションの相手がレイズ、あなたは87sでボタンからコール。フロップはAs-4s-3hで、スモールドローがヒット。相手のターンです。
こういったハンドでコールするのはチップを失いやすい危険なプレイのひとつです。なぜなら状況判断や意思決定が難しくなることがほとんどだからです。状況にもよりますが、基本的には87sでコールしてはいけません。
適切なアクション
- 相手がC-betしたら、基本フォールドする。
- 相手のC-betを、セミブラフでフラットコールすることも可能。
- 相手がチェックしたら、自分もチェックする。
アクションの根拠
相手がC-betしたら基本的にはフォールドする
この状況では、相手に主導権があり、定石通りC-betを打ってきています。
基本的にこのようなハンドで勝っていることはありませんので、フォールドするのが適切なアクションです。
相手のC-betをセミブラフでフラットコールすることも可能
相手によっては、セミブラフすることも可能です。
もし相手からのC-betをセミブラフフロートして、相手のアクションがスローダウンすれば、ターンや、リバーでブラフを仕掛けることが出来る可能性があります。
ただし重要なのはブラフを仕掛けているということを意識することです。ブラフを仕掛ける際には、ヘッズアップになっていることとインポジションにいることを改めて確認してください。
ヘッズアップでなかったり、インポジションにいない場合のブラフは成功率が下がり、非常に難しい判断を迫られることになります。
相手がチェックしたら、自分もチェックする
相手プレイヤーが主導権を放棄して、チェックしてきたら、要注意です。自分もチェックを返した方がいいでしょう。
なぜならプリフロップでレイズして自分のハンドの強さを主張し、主導権を取りに来ているのに、フロップではチェックしてハンドの弱さを主張しています。
これは「強いハンドを弱く見えるようにプレイしている」ということだからです。
このような状況で、自分からベットするのは危険ですので、チェックバックしてフリーカードをもらいに行くのが賢明です。
まとめ
というわけで今回は、ポジションも主導権もあって、相手からリードベットが入った場合のスモールドローについて扱い方を学びました。
ここまでしつこく言っていますが、このハンドにバリューはほとんどありません。ほとんどのプレイラインがブラフです。
このようなハンドははっきり言って、最初からプレイする必要がないので、プリフロップの時点でフォールドしておくのがベストな選択だということを覚えておいてください!