今回、父と一緒に湖東三山といわれる琵琶湖の横のお寺「西明寺」に行ってきました。少し寒くなってきたこの時期なので、もみじが赤く色づいていて、とてもきれいでした。
そこで今回は、西明寺の境内の建築物や庭園、それらを見ての感想についてまとめておきたいと思います。
湖東三山「西明寺」とは
西明寺は、今から1200年ほど前に作られたお寺です。昔から、お寺へのお願い事はもちろん、お坊さんが修行する場所としても栄えていました。
ただ織田信長によって、西明寺は焼かれてしまい、西明寺の大部分が焼けてしまったのですが、「本堂」「三重塔」「二天門」は燃えずにすみました。
そしてそれらが、国宝や重要文化財として今も残っているお寺です。
西明寺の境内図
西明寺の境内は真ん中に道が一本通っていて、石の階段になっています。その周りがそれはもうキレイな紅葉です。
惣門を抜けると小さいですがきれいなお庭が左側にあります。門からみえるもみじが赤く染まっていて、きれいです。
少し石段を登っていくと、観正坊というお茶の屋敷みたいなところがありますが、これまたもみじとあいまって、なんとも風情があります。
石段の周りにはスギともみじ、あとはイチョウなどがうわっていて、赤色や黄色になっていました。しばふに落ちているもみじが赤々としていました。
さらに石の階段を登っていくと大きなスギが両側に生えていて、何とも美しい雰囲気でした。
名勝庭園「蓬来庭(ほうらいてい)」
蓬来園ですけど、きちっと整備されているお庭で、たくさん色づいている木があります。
にぎやかな雰囲気だなと思っていたんですが、少し進むと色合いがだんだん落ち着いてきます。そして苔むしたような場所もみることができます。ときどき日の光が差し込むと、息をのむ美しさです。
色とりどりのもみじが散っているのですが、やはり緑のしばふに赤や黄のもみじが映えます。
観林坊の真っ赤なもみじ
本堂の横にある「観林坊」のところに、真っ赤なもみじが2本ありました。見た瞬間、すげー!と思わず言ってしまいました。
三重塔
三重塔も何とも言えぬ落ち着いた、たたずまいです。ちなみに11月の末までなんですが、特別に三重塔の内部を拝観できるようになっています。料金が1000円だったので、ちと高いです。
西明寺の本堂
本堂へは靴を脱いで入ります。ちなみに本堂の内部は写真撮影できません。御本尊にお参りができるのと、あとはお土産などが多少売っています。
西明寺のもみじの感想
紅葉が美しすぎます。素晴らしいです。ただただ紅葉がきれいだったので、その空間に癒されていました。これほどの紅葉はなかなか見たことがありませんでした。
あと天然記念物である「不断桜」が素敵でした。不断桜は春、秋、冬に開花するという面白い桜です。今回行った時も、桜の花が少しだけ咲いていました。
やはり印象に残っているのは「蓬来庭」ですかね。お庭もきちっと手入れされていました。
飛び石の上を進んでいくのですが、大きな飛び石があったら、そこがビューポイントなんだそうです。なのでそこで一息ついて、庭を眺めるといいと思います。
まとめ
ということで今回は湖東三山の西明寺にいってきた詳細と感想をまとめました。この時期はたぶん一番いい時期なんじゃないかなと思います。なのでたくさん人がいました。
駐車場も時間が遅くなると入れなくなるかもしれないので、早い時間に行った方がいいかと思います。秋のシーズン…おすすめです!