仮想化の仕組みと技術 part2
仮想化の仕組みと技術 part2
ネットワーク仮想化の仕組み
- ネットワーク仮想化は、物理的なネットワーク構成とは異なる論理的なネットワーク構成を表現する技術
- ネットワーク仮想化の技術にはVLANやSDNなどがある
VLAN
- VLANは物理的なネットワーク(LAN)を分割して、複数の論理的なネットワークを構築する技術
- ポートVLANはポートごとに番号をつけてグループ分けすることで仮想的にネットワークを分割する技術
- タグVLANはデータに対して「タグ」と言われる識別子をつけることで、そのデータの送信先とするグループを特定する技術
オーバーレイネットワーク
- オーバーレイネットワークは物理的なネットワークの上に仮想スイッチを設けることで仮想ネットワークを実現する
- トンネリングとはパケットを別のパケットで包んで送信すること
VPN
- VPNは仮想的な専用線を構築する技術
- VPNはオーバーレイネットワークの一種
- VPNではトンネリングやIPsecなどの技術が使われている
SDN
- SDNはソフトウェアによってネットワークを定義する技術
- SDNは管理がしやすく変更に強いネットワークを構築できる
- SDNの実装例としてOpenFlowがある
NFV
- NFVはネットワーク機器の機能を仮想環境上でソフトウェアとして実現する技術
SD-WAN
- SD-WANは拠点間の接続を一元管理して、仮想的なネットワークを構築すること
クラウドのネットワーク仮想化
- AWSのネットワーク仮想化サービスはAmazon VPC
- GCPのネットワーク仮想化サービスはVPC
- Azureのネットワーク仮想化サービスはVirtual Network