ベストを尽くすことは全力を出すことではない

どうも、今回は目の前のことにベストを尽くすことについて自分なりの見解を述べておきたいと思います。

結論は「ベストを尽くすとは、一定期間に全力を出すことではない。ある物事に対して決められた期間内により多く自分のリソースをさくことができるように行動すること、そして最大のパフォーマンスを発揮すること」です。

ベストを尽くすこと

目の前のことにベストを尽くす

まず大前提として目の前のことにベストを尽くすことは、重要だと思っています。なぜならベストを尽くさなければいいものは作れないし、自分の成長にもつながらないからです。

例えば仕事でプレゼン資料の作成をしていたとしましょう。

1人はそこそこに頑張っており、当たり障りのないものを作ってきます。一方でもう1人はどうしたらいい資料を作れるかどうか調査し、自分のリソースの大部分を注ぎ込んで資料を作成してきたとします。

確かにどちらの方が優れた資料を作ってきているかは、わかりません。ですが後者のベストを尽くしているプロセスの方が、成長は見込めるます。なぜなら全力で取り組むからこそ、今の自分のできないこともよくわかるからです。

こうやってベストを尽くすプロセスを繰り返していくと、新しいことに触れる機会が多くなり、自然に成長しやすくなります。

ベストを尽くすとは全力を出し続けることではない

誤解されがちですが「ベストを尽くす=全力を出し続けること」ではないと思っています。なぜならベストを尽くすと言うのは、自分の持てる最大のパフォーマンスを発揮できるように行動することだからです。

例えばテスト前日に勉強を徹夜ですることがベストを尽くすことだと思っている人もいると思います。確かに前日は徹夜で勉強して全力で取り組んでいますよね。

しかしこれはベストを尽くしていることにはなりません。なぜなら、もっと前からテスト勉強に計画的に取り組んでいき、テスト当日に最大のパフォーマンスを発揮することがベストを尽くすことだからです。

同じように、目の前の仕事においてベストを尽くすと言うのは、一時的に全力を出すことではなく、期間内にどれだけ自分のリソースを注ぎ込めるか、そしてより良いものを作り出すことがベストを尽くすと言うことです。

当然高いパフォーマンスを発揮するためには適度な休憩も必要ですし、体調管理も重要になってきます。これらを含めて総合的に判断する必要があります。

ベストを尽くし、結果を出す

そもそもベストを尽くすのはなぜかといえば、結果を出すためです。なぜなら結果が仕事においても、人生においても重要だからです。

例えば上司から頼まれていた仕事が自分のせいではなくて、誰かのせいでうまくいかなかったとします。あなたのせいではないですが、うまくいかなかったのは事実です。当然マイナスの評価になります。

逆にどんな不恰好な形であれ、なんとかやり遂げているのであれば、それはやり遂げたという評価になります。

あくまでもベストを尽くすのは、最高のパフォーマンスを発揮して結果を出すためと言えます。ベストを尽くしても結果が出ないことはあります。しかし結果が出なくても、ベストを尽くすことで、今度は結果が出やすくなるはずです。

ベストを尽くすのは簡単ではありません。しかし目の前にあることにベストを尽くすことによって得られることは多いので、日頃からベストを尽くせるようにしていきたいですね。

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