どうも。さて今回は、自分が辞めたいと思っているけど辞められない悪習慣に立ち向かうスキルについて簡単にまとめておきたいと思います。
結論から言うと「悪習慣を完全にやめることはできない、だが抑えることはできる」と言うことです。
悪習慣に立ち向かう技術
悪習慣を断ち切ることは難しい
悪習慣を断ち切ることは難しい、というかほぼ無理だと言うことを理解しておいてください。
なぜなら脳神経系レベルで快楽を感じるようになっており、これはどれだけ時間が経っても悪習慣を行うことで活性化し、快楽を感じるようになってしまっているからです。
ちなみに新しい習慣を作るよりも、悪習慣を断ち切る方が難しいと言われます。悪習慣を断ち切るのは、それくらい難易度の高いことです。
まずは悪習慣を断ち切るのは難しく、完全に離れるのは至難であると理解しておいてください。その上で、まずは悪習慣を減らしていく考え方についてまとめておきます。
悪習慣を別の習慣に置き換える
悪習慣の頻度を減らす方法として、悪習慣を別の習慣に置き換えるのが有効です。
理由は悪習慣のトリガーは日常生活で意識せずに作動してしまうため、トリガーを作動させないようにするのは難しいからです。なので悪習慣を別の行動に置き換えることで有益な行動を取れるようになります。
例えば飲酒がやめられない場合を考えてみます。
夜疲れて帰ってくるとどうしても飲みたくなってしまいますよね。ただお酒を飲むのではなくノンアルコールビールに切り替えてみるとかいいですね。あるいはカクテルのようなジュースをおいておくとか。そうやってお酒ではない別のものに置き換えていきます。
これを繰り返していくことで、悪習慣が別の習慣に置き換わっていきます。すると悪習慣の頻度を減らしていくことができます。
物理的な距離をとる
あとは物理的に距離を取るのが有効です。なぜなら目の前に誘惑があると、それが悪習慣のトリガーになってしまうからです。
例えばあなたはタバコをやめようとしているとします。しかし、仕事で疲れた後に、机の上に一本タバコがあって、もしあなたがライターを持っていたら、当然吸いたくなってしまいますよね。
お酒もゲームも一緒です。目の前にあれば、やってしまうのが普通です。
こういったことが起こらないようにするために物理的に距離を取れないか考えてみてください。例えば、お酒であれば、飲み切ったらストックしておかないようにするとか、お店で1本ずつしか買わないとかですかね。
またゲームの場合も、ゲームは携帯に入れないとか、やったとしても毎回端末からアンインストールするとかですね。あるいはゲームをする場所はここ!と決めてしまって、それ以外の場所ではしないように決めると言うのもいいでしょう。
こうやって物理的な距離を作れるようになると、少しずつトリガーが作動しにくくなり、悪習慣から離れていくことができます。ただし、一度戻ってしまうと、またやり出したくなってしまうので注意してください。