あの人すごいなぁ…。この人に任せておけば安心だな…。
こんな風に職場には、安心感を持って仕事を任せられる人がいれば、こ仕事を任せられないようなやばいという人もいる。その違いはどこにあるのだろうか。
今回は仕事ができる人が無意識に実践していることについてまとめておきたいと思う。結論は「先送りする理由のない業務はその場ですぐやる」ということだ。
仕事ができる人が無意識に実践していること
先送りにする理由のないものはその場ですぐやる
仕事ができる人の多くは、先送りする理由のない業務をその場ですぐにやってしまう。理由は、その場で仕事をやってしまった方が仕事のスピードも上がるし、仕事の抜けもれもなくなるからだ。
例えばメール返信。メールを開いたら、基本的にその場で返信してしまう人は、時間の使い方が上手だし、仕事をスピーディに進めることができているはず。
まずは意識して、先送りする理由のないものはその場ですぐやるということを徹底してみることをおすすめする。それだけでも仕事がどんどん進んでいくことを感じることができるはず。
先送りする業務とそうでない業務を素早く判断する
仕事ができる人は、先送りする業務とそうでない業務の判断を素早くすることができる。理由は業務を先送りした方がいいポイントについて理解しているからだ。そのポイントというのは、作業に時間の必要なものは先送りして、作業に時間のかからないものはその場で終わらせるということ。
例えばプレゼンの資料作成のような、調査に相当な時間がかかるものはその場ですぐ終わらせることはできないので先送りにする。逆にメール返信と言った、その場で終わらせられるものについては、すぐに終わらせる。
仕事ができる人の多くは、仕事の優先順位をつけるのがうまい。そのポイントのひとつが、先送りする業務と、その場ですぐやる業務の判断を素早くすることができるとも言えるわけだ。
時間的制約がある業務を優先する
仕事のできる人は、ある特定の時間帯しかできないというような時間的制約のある業務は優先する。理由はいつでもできるような業務よりも、その時間帯でしかできない業務の方が、のちのち実施が困難になる場合があるので、はやめに終わらせた方がいいと思っているから。
例えばメール返信業務をしている時に、上司から銀行振り込みの仕事を頼まれたとしよう。メール返信はいつでもできる業務なので、さっさと終わらせたい気持ちもあるが、銀行が閉まるまで後1時間しかない。
そう言った時は、すぐに銀行に向かおう。時間的に銀行は後1時間しかあいてないが、メールはいつでも返すことができる。つまり銀行での業務の方が、優先度が高いということだ。
業務の優先順位をつける際は、基本的にはすぐに行なうのが大原則。その上で先送りする理由のあるものについては、先送りしていくが、時間的制約のあるものについては、優先順位をあげるということを覚えておこう。