まーた、一日中動画見て終わっちゃったなぁ・・・やめるって決めたのにタバコに手を出してしまった・・・。
あなたにもこんな風にやめたくてもやめられないことってないだろうか。おそらくひとつくらいあると思う。もしそれを本当に辞めたいと思うなら、今回の記事は少し役に立つかもしれない。
というわけで今回は、やめたくてもやめられないものをやめる方法についてまとめておきたい。結論は「やめると決めたらスパッとやめる。やめたら極力誘惑に近づかないよう工夫する」と言うことだ。
やめたくてもやめられないことをやめる方法
ちょっとずつやめるでは結局やめられない
まずやめたくてもやめられないことをやめる方法として、段階を踏んでやめていくという方法がある。はっきり言おう、これは無理だ。やってみればわかる。
理由は簡単で、やめるために必要な意志の力を、やめていく途中に何度も使うことになってしまうため、途中で自制力がなくなってしまうからだ。
例えばタバコの場合。最初は1ケース吸っていたが、これを1日一本ずつ減らしていくことにしたとする。1ケースに12本タバコが入っているとすれば、12日で禁煙に成功できるというわけだ。
最初の方は意志の力もあるので、多少はやめられるかもしれない。
だが最後の方は、そもそもタバコを吸える本数が少なくなってイライラしているのと同時に、タバコをやめるための意志の力もかなり消耗している。
そんな状態でタバコを1本でも吸ってしまうと、当然自制心を働かせることなどできなくなり、タバコの誘惑から逃れられなくなってしまうというわけだ。
やめると必ずやりたくなるのが正しい反応
もし何かをやめるのなら、スパッとやめてしまうというのが正解だ。なぜならやめるのに必要な意志の力をだらだらと使わなくてすむからだ。
例えばダイエットすると決めたとして、ポテチを食べるのをやめると決めたなら、それ以降は一切食べないということ。こうすることで、無駄な意志の力を使わなくてすむ。
ただこうやってスパッとやめると、必ずポテチを食べたくなる時が出てくるはず。この時に温存していた意志の力で対抗しよう。
人は同じような生活リズムを好むため、何か違ったことが起こると、このような元に戻そうという反応が出てくる。これは生活リズムが変化していないと起こることがない反応なので、ポジティブに捉よう。
やめると決めたものに近づかないようにする
やめると決めたものには、極力近づかないようにしよう。特に視界に入らないようにするのがポイントだ。理由は、そういった誘惑は、意志の力だけであらがうことは難しいものだからだ。
例えば浮気にしたってそう。目の前に綺麗な女の人が裸で自分を誘っていたら、結婚してようが、彼女がいようが理性なんて吹っ飛んでしまうだろう。それと一緒だ。
要するに目の前に欲しいものがあれば、当然自制心というのは発揮しづらくなる。だからできるだけやめると決めたものは自分に近づけないようにすることがポイントだ。
ただあまりにやめることを意識しすぎると、それしか考えられなくなってしまって逆効果になることもわかっている。例えばタバコをやめると考えていると、タバコのことばかり考えてしまって、結局誘惑に負けやすくなるということだ。
だからできればやめたいものではない、もっと重要なことを考えたり、取り組むようにするのがおすすめだ。