どうも、しんじです!
突然ですが、実は長い間かなり悩んでいたことがあったんです…。それは、家で集中して仕事ができないことです。
例えばブログを書くのにもなかなか集中できなくて、結局Youtubeばっかり見て1日が終わってしまうなんてことが何回もありました( ;∀;)
ところがです…。今回、面白い動画をみつけて、その動画の通りにやってみたんです…そしたら家であれだけ集中できなかったのに…結構、集中できるようになっちゃいました!びっくり(笑)
その方法の名前が「短時間きざみ勉強法」です!ポモドーロテクニックとよく似ていますが、少しだけ違います!
短時間きざみ勉強法について前編・後編でまとめましたので、家で集中できないという人は試してみてください!
短時間きざみ勉強法の動画
短時間きざみ勉強法の動画です。2時間近くあるので、時間があるときに見てみてください!
ちなみに今回のブログは、この動画の内容をまとめたものになります
集中力に関するクイズ
この短時間きざみ勉強法の方法をお伝えする前に、集中力に関する〇✖クイズをやってみてください!
このクイズであなたが集中力に関してどのように考えているのかがわかります。回答はすべて〇か✖で!全部で8問あります。
- 勉強を始めたら1時間程度は机に向かって集中した方がいい
- 勉強をしていて、ある程度疲れてきたら、休憩をとったほうがいい
- 休憩時間は約10分くらいが適切だ
- 休憩時間は心身ともにリラックスし、自由に行動する時間だ
- 集中力は先天的な部分があり、もともと集中できない人も少なくない
- 忍耐力や、やりぬく力がない人は、集中力が続かない場合が多い
- 夢や目標が決まっていれば、勉強に集中できる
- 学校の授業時間が50分から90分の理由は、集中力の持続時間に基づいて決められている
できましたか?それぞれの問いに対して〇✖をつけられたでしょうか?それでは正解を発表します。
実はこの集中力に関する問題を間違えてしまうのは、しょうがないんです。なぜなら集中力に関して世間的に誤解が蔓延しているから。
では短時間きざみ勉強法を確認する前に、集中力に関してどのような誤解があるか見ていきたいと思います。
世間に蔓延する集中力に関する誤解
勉強を始めたら1時間程度は机に向かって集中した方がいい
そういえば高校の時、塾のアルバイトの大学生の先生が「おれはなー、受験勉強で集中できないときは、絶対に机から離れないように、ロープで自分の体を縛ってたことがあるんだぜー」と自慢げに言っていたのを思い出しました…。
うわー、先生はやっぱすごいなとその時は思ってしまいました!
これはホントによくある誤解のひとつです。そして誤解の中でもかなり深刻な誤解でもあります。
なぜか深刻な誤解かというと、この固定観念があることによって「おれってたった1時間も集中できないんだ…」というように自己嫌悪につながったり、自信を無くしてしまう人が出てきてしまうからです。
そもそも、本当に1時間勉強を連続してやらないと勉強したことにならないんでしょうか?
私自身のことを考えてみると1時間集中して取り組んだ経験は、たぶんほとんどありません。途中で休んだり、なにか違うことを考えてしまっていると思います。
実は短時間であっても集中して取り組むことで、生産性があがることが研究結果からわかっています。
勉強をしていて、ある程度疲れてきたら、休憩をとったほうがいい
「勉強をしていて、ある程度疲れてきたら、休憩をとったほうがいい」という箇所のどこが間違っているかわかりますか?
それは「休憩は、疲れてからとる」という部分です。これも固定概念ですよね。
実は疲れてから休憩をとると、どんどん疲れが蓄積して、結局集中力が維持できなくなってしまいます。
ではどうすればいいかというと、「疲れる前に休憩をとる」ということです。こうすることで勉強に対して高い集中力を持続させることができます。
休憩時間は約10分くらいが適切だ
休憩時間は何となく10分というイメージがありますよね、私もそうでした(笑)。でもこれが家で仕事をするときの生産性を大きく落としている可能性があります。
「休憩時間は10分くらいが適切だ」という問いに対して、2つの疑問が浮かんできます。
- なぜ休憩時間は10分なのか?
- そもそも休憩は何のために取るか?
という点です。
そもそも休憩は何のために取るんでしょうか?休憩は仕事や勉強の生産性を上げるためにとるものですよね。
ということは休憩によって生産性をあげることができるなら、必ずしも10分間の休憩である必要はないということです。
例えば、休憩の目的を達成できるなら休憩時間がたったの1分でも問題ありませんし、そもそも休憩時間はあまり重要ではないということです。
休憩時間は心身ともにリラックスし、自由に行動する時間だ
休憩時間のイメージというと、紅茶などを飲んでゆっくりとくつろぐというイメージを持っているかと思います。休憩時間なんだから当たり前だろうと思うかもしれません。
しかし先ほども言いましたが、勉強の合間に休憩をとる目的は「休憩をして生産性をあげるため」です。
これは心身ともにリラックスして、自由に行動することとは違います。
集中力は先天的な部分があり、もともと集中できない人も少なくない
例えば、F1レーサーのような職業であれば、レース中にものすごい集中力を発揮しなくてはなりません。
またプロ野球の選手がバッターボックスに立つときの集中力は、ものすごいものがあるでしょう。
これらプロ野球選手のような非常に高いレベルの集中力を得るためには「先天的な部分」というのが関係してくるかもしれません。
しかし、我々が普段勉強するときに、プロ野球選手並みの集中力が必要かといわれると…全く必要ありません(笑)。
そして朗報です!実は勉強に必要な集中力というのは、誰しもが持っているものなのです!
例えばあなたが大好きなことをやっている時を想像してください。何でも構いません。
マンガを読んでいるとき、ゲームしているとき、仕事に没頭しているとき。その時には、自分は集中しているという感覚すらありませんよね。
ぼくも大好きな麻雀をやっている時は、集中しているという感覚など一切なく、めちゃくちゃ集中しています。
実はこの集中力があれば、勉強をするのには十分なんです!
忍耐力や、やりぬく力がない人は、集中力が続かない場合が多い
これもよくある誤解のひとつです。こういった固定概念のせいで、自己嫌悪に陥ってしまうんですよね。
先ほど誰でも勉強に必要な集中力は持っているという話をしました。
ここで大切なことは、「大好きなことをしている時の集中力をいつでも引き出せるような仕組みを作っておくこと」です。
これによって集中するための忍耐力や意思の力は必要なくなるわけです。その仕組みというのが「短時間きざみ勉強法」というわけです。
夢や目標が決まっていれば、勉強に集中できる
この、「夢や目標が決まっていれば勉強に集中できる」というのは、一部当たっている所があるので、集中力に関する誤解のなかでも厄介なものです。
例えば、心からやりたいことのために勉強をするのと、別にやりたくもないことに対して勉強するのだったら、どちらの方がモチベーションが上がりますか?
もちろん自分がやりたいことのために勉強した方が、モチベーションが上がると思います。つまり夢や目標が明確であることで、「やる気」が出てくるのです。
ここで注意したいのが、こんな状況です。それは「やる気はあるけど集中できない」という状況です。
なぜやる気があるのに集中できないという状況が生まれるかというと、モチベーションと集中力は別物だからなんです。
つまりモチベーションをあげるには、モチベーションをあげるための手法があり、集中力をあげるには、集中力をあげるための手法があるということです。
学校の授業時間が50分から90分の理由は、集中力の持続時間に基づいて決められている
これもどこかで聞いたことがあるような話ですよね。
でも、みんながみんな「集中力の限界が90分と言われています」と言っているだけで、誰もその根拠となる実験結果や、論文、データなりを提示していないという状況なんです。
参考に国の教育機関の最高峰である、国立国会図書館のレファレンス共同データベースに以下のQ&Aがあったそうです。
質問は「学校の授業時間が45-50分なのはなぜですか」というもので、それに対する回答は「45-50分になった根拠や経緯に関する研究は見当たらない」というものでした。
また大学の授業時間が90分ということについても「昔からそうだったので、慣行的に90分という時間が採用されている」と有名な大学教授が言っています。
まとめ
ということで今回は短時間きざみ勉強法の理解の上で欠かせない、集中力に関する誤解についてまとめてきました。
やる気がないから集中できないんだという指摘や、授業時間に関する集中力の話は、的外れなものだということです。なかなか面白い発見があったんじゃないでしょうか?
次回の後編では短時間きざみ勉強法の具体的な方法とメリットについてまとめていきたいと思います!