やってはいけないダメな叱り方

どうも、新米パパです。

さて突然ですが、皆さんの中には「子どもの叱り方」について悩んでいる人はいませんか?どうしても強い言い方になってしまったり、そもそもどうやって怒っていいのかわからないという人もいると思います。

そこで今回はどうしてもやってしまいがちな叱り方について簡単にまとめておきたいと思います。またどういう叱り方が良い叱り方なのかという部分についても触れていきたいと思います。

やってはいけないダメな叱り方

ダメ!やめて!で叱る

子どもに対して「ダメだよ!」「それダメ!」「違うよ!」「やめなさい!」と否定的な言葉を使って叱ることが口癖になっている場合は、子どもに対してよくない叱り方になっていることが多いです。

確かに子どもが道路に飛び出しそうというような緊急事態には有効ですが、そうでない場合は子どもに否定的な言葉を浴びせないようにすることが大切です。

MEMO

ちなみに「ダメ!」「やめなさい!」といった否定的な言葉を受け取ると脳が戦闘モードに入って、フラストレーションが爆発しやすい状態になります。

反対に子どもの気持ちや意思を受け入れた上で声をかけた場合は、脳が戦闘モードに入るのを防ぐことができ、反発せずに自分や他人の気持ちに寄り添う柔軟性が生まれることがわかっています。

例えばジュースをこぼしてしまった時に「ほら!やっぱりこぼしちゃったじゃない!」とか、よくある光景だと思います。

その時は「ジュースを飲みたかったんだよね、でもこぼれちゃったね、どうしたらこぼさなくて済むか一緒に考えよう」という感じで反省を一緒に考えてあげます。

ここでのポイントは最初にまず子どもの考えを受け入れることです。

まず「ダメ!」と叱る前に子どもが何をしたかったのか、何を言いたかったのかを理解してあげるようにしてください。

結果しか見ずに叱る

子どもが好ましくない行動をとった時に、「なんて悪い子!」「どうしてできないの!」などというように子どもの性格、能力、外見といった分の欠点や短所を責める叱りかたをしている場合はよくない叱り方になっています。

どのようにしたらいいかというと、子どもがその結果に至るまでの努力ややり方に対して、ネガティブな評価なしに具体的にフィードバックを与えます。

例えば壁に落書きをした子の場合を考えてみます。よくあるのは「なんてことしたの!ダメでしょ!」だと思います。

そうではなく、「壁に絵を描いたんだね、じゃあ壁以外のどこにかけるか一緒に考えてみようか。なんでかっていうと壁に描くと消すのが大変だよね笑」というような感じです。

MEMO

ちなみに子どもは能力ややり方を否定されると自分には力が足りないからどうせできないという無力感を感じます。それを繰り返すことで、次も頑張ろうという意欲を無くしてしまいます。

まずは本人がやろうとしたこと、そのプロセスに注目して、フィードバックしてあげるように意識してください。

好ましくない行動の理由を説明せず叱る

いきなり「ダメ!」「やめなさい!」と言われても子どもは何がいけなかったのかがわからず、いかに怒られないようにするかということに意識が向くため、自分の誤った行動を振り返る機会がありません。

ですので子どもに自分がとった行動が、子ども自身あるいは他の人にいかに影響を与えるかという部分に焦点をおきながら、具体的に説明することで、子どもの理解を得るようとする方法もあります。

具体的な理由で説明された場合、自分の行動と結果の因果関係を理解できるようになります。また他の人がどんな風に感じるかを伝えてあげることで、相手を思いやる気持ちが生まれます。

親の気持ちを伝えずに叱る

親がどんな風に感じるのかを丁寧に子どもに伝えるというのも叱るのに良い方法です。

伝え方ですが私メッセージを使います。

私メッセージとは相手を批判したり、否定したりせずに私自身の気持ちを中心に自分自身がどう感じているか、またその理由はなんであるかということを伝えながら、コミュニケーションをとる方法です。

例えば「お友達を叩いたりしてしまうのは、私は嫌だなぁ」と子どもに伝えてあげます。

親自身が自分の気持ちを正直に提示することによって、子どもが相手の感情を思いやるきっかけとなり、円滑な人間関係を気づく力が身につくと言われています。

MEMO

反対はあなたメッセージという相手が中心のコミュニケーション方法です。あなたメッセージを使うと相手は責められたと感じやすく攻撃的になったり、言い訳したりと自己防衛の反応をとりやすくなります。

まとめ

というわけでやってしまいがちな叱り方について簡単にまとめてみました。またどのようにしたら良いかという部分もまとめてみました。

これで叱っていると言えるのかというのが少し疑問かもしれませんが、これでも十分効果があります。子どものプロセスや努力に目を向けてそこに対してアプローチしてあげるようにしましょう。

最初は難しいと思いますが、やっていけば必ずうまくできるようになります、では!

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