<この記事はこんな人におすすめ>
- 配列の基本について知りたい人
- 配列の使い方を知りたい人
- Ruby入門者
<この記事でわかること>
- 配列の作り方
- インデックス番号
- 配列の要素の使い方
配列の基本について
配列について
例えばゲームを作っていて、プレイしてくれるユーザーのIDを管理したいとします。
その時に各プレイヤーを別々の変数として定義するのではなくて、ユーザー一覧としてまとめて管理できると一気にIDも参照できてGoodです。
そんな時に活躍するのが、複数の値をまとめて扱う方法である「配列」です。
配列の作り方
配列は [値1, 値2, 値3] とすることで作ることができます。値は[‘Suzuki’, ‘Kato’, ‘Tanaka’]のような文字列や、[47, 13, 26]といったような数値も扱うことができます。
配列に含まれている値の一つ一つを配列の「要素」と言います。
配列も変数に代入できる
配列も変数に代入することができます。次のサンプルコードをみてください。
「languages」という変数に「日本語」「英語」「スペイン語」をまとめて代入しています。これを出力すると、「日本語」「英語」「スペイン語」が表示されます。
# 変数languagesに、複数の文字列を要素に持つ配列を代入してください languages = ["日本語","英語","スペイン語"] # 変数languagesを出力してください puts languages
配列の場合は変数名に複数形を使うことが慣習的に多いので、覚えておいてください。
インデックス番号
配列の要素には、前から「0、1、2…」という形で数字がふられています。これをインデックス番号と言います。
names = [ 'Suzuki', #インデックス番号0 'Kato', #インデックス番号1 'Tanaka' #インデックス番号2 ]
インデックス番号は「1」からではなく「0」からスタートするのに気をつけてください。
配列の要素を使う
配列の各要素は「配列[インデックス番号]」とすることで、使うことができます。
次のサンプルコードをみてください。変数のlanguagesに配列が代入されています。それぞれの要素を取り出して、使っているのがわかると思います。
languages = ["日本語", "英語", "スペイン語"] # インデックス番号が1の要素を出力してください puts languages[1] #=>英語 # インデックス番号が0の要素を使って出力してください puts "#{languages[0]}を話せます" #=>日本語を話せます
まとめ
ということで今回は配列の基本についてまとめておきました。配列にはまだまだ色々ありますが、とりあえず基本ということでまとめてみました。