<この記事はこんな人におすすめ>
- Rubyを学習しようとしている入門者
- Rubyの文字列や数値ってどうやって表現するんだっけ?とうろ覚えな人
<この記事によってわかること>
- Rubyの文字列、連結について
- 数値について
- 文字列と数値の違いについて
Ruby入門|文字列と数値について
文字列
Rubyの文字列には、ルールがあります。細かくみていくと色々あるのですが、大まかには以下の3つです。
- クォーテーション(””か’’)で文字を囲う
- クォーテーションは半角でないといけない
- クォーテーションで囲わないとエラーになる
何かしらの文字をダブルクォーテーションでもシングルクォーテーションで囲うと、文字列の完成です。ダブルとシングルの違いについては、また今度ほど説明します。
この時、使用するクォーテーションは半角で入力します。またクォーテーションで囲わないとエラーになってしまいます。
# 「こんにちは、Ruby」と出力してください puts 'こんにちは、Ruby'
文字列の連結
文字列同士に「 + 」を用いることで、文字列を連結することができます。
# 「私は」と「にんじゃわんこです」を連結して出力してください puts '私は' + 'にんじゃわんこです'
数値
数値の大まかなルールは以下の通りです。
- 数値は文字列と違って、クォーテーションで囲まない
- 数値は半角で入力する
- 足し算は「 + 」、引き算は「 – 」、かけ算は「 * 」(アスタリスク)、わり算は「 / 」、あまりの除法は「 % 」
数値は文字列と違って、クォーテーションで囲む必要はありません。また半角で入力する必要があります。
四則演算に加えて、除法のあまりも計算することができます。例えば「10 % 3」を出力すると「1」が表示されます。
# 数値の37を出力してください puts 37 # 「+」を用いて、2に9を足した値を出力してください puts 2 + 9 # 文字列「2 + 9」を出力してください puts '2 + 9' # 「*」を用いて、13に9を掛けた値を出力してください puts 13 * 9 # 「/」を用いて、32を8で割った値を出力してください puts 32 / 8 # 「%」を用いて、18を5で割った余りを出力してください puts 18 % 5
文字列と数値の違い
文字列と数値は別物です。
例えば以下のようなコードの場合、「5 + 2」は「7」ですが、「’5 + 2’」は「5 + 2」と表示されます。また「3 + 2」は「5」ですが、「’3′ + 2’」は「32」 と表示されます。
# 文字列の「38」と「19」を連結して出力してください puts '38' + '19' #出力結果が異なります puts '3' + '2' # =>32 puts 3 + 2 # => 5
まとめ
というわけで今回はざっくりと、文字列と数値についての解説を行いました。次回は変数についてまとめていきたいと思います。では。