奈良交通の観光ツアーCのルートと感想

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奈良の観光ツアーってどんなものがあるの?

今回、奈良交通が主催している観光ツアーに行ってきました。ツアーにいくつか種類があるんですが、「C」のルートで行ってきましたので、そのことについてまとめておきたいと思います。

奈良交通の観光ツアーCのルート

1.法隆寺

南大門→五重塔→金堂→大宝蔵院→夢殿

2.中宮寺

本堂

3.慈光院

書院→お抹茶を頂く→庭園、本堂、茶室

4.薬師寺

南大門→金堂→西塔→大講堂→玄奘三蔵院

5.唐招提寺

南大門→金堂→講堂→開山堂→宝蔵→経蔵

奈良交通観光ツアーCで訪れる場所

奈良交通観光ツアーCで訪れた観光地詳細

法隆寺

南大門

だいたい奈良のお寺は南向きに作られているらしく、この法隆寺にも立派な南大門があります。

ちょうど2018年11月8日現在、南大門の奥にある中門が工事中で見ることが出来ませんでした。

五重塔

五重塔は内部に入って中を見ることができました。仏像があり、少し壁画などが書かれていました。

金堂

金堂内には、法隆寺の御本尊が納められています。堂内は薄暗くてツアーだったこともあって、あまりゆっくり見ることは出来ませんでした。

大宝蔵院

ここでは国宝である夢違観音像、玉虫厨子、百済観音像をみることができます。

夢違観音

嫌な夢を見たときに、お参りするとその夢を見ないようにすることができるといわれています。

玉虫厨子

玉虫のキレイな羽を1200匹分使ってつくられた棚のようなものです。今は玉虫の羽は落ちてしまっています。

百済観音像

高さ2mほどの背の高い、スマートな観音像で、モデルさんのように立ち姿が美しい像です。

夢殿

夢殿は八角形の形をした建物で、日本武道館のモデルになった建物でもあります。

いつもは公開されていない救世観音に、たまたま今回はお会いすることができました。

MEMO

この救世観音ですが、ずっと秘仏として守られてきたものだそうです。そしていざ箱を開けてみたら、90mもある麻の布にぐるぐるまきにされて守られていたため、未だに金の装飾もキレイに残っているんだとか。

中宮寺

本堂

中宮寺は、下に水がひかれていて、なんか空中に浮いているようにつくられているお寺です。

御本尊も「考える人」っていう像のような感じで座って、考えられてるような雰囲気の像です。

慈光院

ここはお寺というよりも、お茶の場所で、お抹茶を頂くことができました。お抹茶とお菓子をたべながら、キレイなお庭を見ることができたのが良かったです。

あと茶室がいくつかあって、それらを見ることができました。雰囲気が落ち着いていて、庭の景色をゆっくりと眺めているだけで、気持ちいい場所でした。

薬師寺

金堂

昔の火災でお堂が焼けてしまって、新しく作られた金堂でした。中には観音様がいましたが、大きな観音様でした。

西塔

西塔は中に入るために観光ツアーとは別に500円が必要でした。中には、お釈迦さまの涅槃の様子などが、粘土づくりの像で表されていて、迫力がありました。

大講堂

大講堂の後ろにある仏足石は一見の価値ありです。仏足石は、お釈迦さまの足が彫られている石で、足の形しかありません。

お祈りするときは、そこにお釈迦さまをイメージしてお参りするんだそうです。

玄奘三蔵院

三蔵法師をお祀りしている場所です。三蔵法師が中語からインドまで行ったときの、道のりを描いている巨大な絵があります。その絵を書くのには30年もかかったそうです。

唐招提寺

金堂

金堂に祀られている千手観音像は本当に手が1000本あったようですが、修復作業によって、1000本の手がつけられず、956本くらいになってしまっているようです。

MEMO

普通は千手観音と言っても手は1000本もなく、42本なんだそうです。

開山堂

唐招提寺は鑑真和尚にゆかりのお寺で、鑑真和尚の像が祀られています。

宝蔵、経蔵

正倉院と同じく校倉造りでつくられています。キレイなつくりでした。

MEMO

ちなみに正倉院の宝物は今は別のところに移されてしまっていますが、この唐招提寺の宝蔵はいまも現役で宝物を守っています。

奈良交通の観光ツアーCに参加しての感想

思ったよりたくさん歩く

思ったより沢山歩きます。だいたい平均して1万3000歩くらいだそうです。歩幅を約70cmくらいとしても、10kmくらいです。疲れました!

おじいちゃん、おばあちゃんが多い

平日だったこともあってか、お年寄りの方が多かったです。ぼくが1番若いくらいでした。

たくさんの観光地に行ける

思ったよりも沢山の観光地に行けます。あとは観光ツアーで行くと、説明が聞けるのがいいですね。自分でいったら知らないようなことをたくさん教えてもらえます。

逆にいうとツアーのペースがあるため、1つのところをゆっくりは見ていられないことが多いです。

ペースが自分で決められない

自分のペースでみたいという人は、ツアーは嫌かもしれません。結構速いスピードで進んでいくので、疲れてしまうかも。

水の準備は必須

ぼくがいったときは、涼しい感じでしたが、かなり歩くので、のどが乾きました。水は必ず持っていくようにしたほうがいいです。

まとめ

ということでツアーのまとめをしました。値段も7500円で、内容も満足でした!また今度は違うツアーにも参加してみたいと思います。ぼくは唐招提寺の厳かな雰囲気が好きでした!