感情を抑えないで、やわらかく受けとめる
特にネガティブな感情が湧いたとき、それを抑えようとするのはNGだと感じています。
ネガティブな感情というのは、ちょっとした居心地の悪さ、自然と我慢してしまっていることなどがあります。
もっと具体的な感情で言うと苛立ち、焦り、悲しみ、悔しさ、嫉妬、不安などの感情です。
これらの感情は、悪者のように捉えられがちですが、実際はあなたに必要だから生じています。
だからこそ、これらの感情を抑えようとするのは、良くないと言うことです。
いわばトイレに行きたいのに、トイレに行きたいと思わないようにするのと一緒の状態です。
ではどう対応するのが良いのでしょうか。私が思う結論は、その感情を肯定し、具体的に行動することです。
ネガティブな感情と、まず向かい合います。その上で、ネガティブな感情をどうしたら軽減できるか考えると言うことです。
例えば、待ち合わせの時間に遅れそうで、あなたは焦っているとします。
まずその焦りは、とても大切な感情だと言うことです。
あなたが相手のことを大切に思っているからこそ、そういった感情が生まれます。
その感情を抑え込んでしまうのではなく、まず受け止めます。
私は焦っているなと。
その上で、どうしたらその感情を軽減できるか考えます。
例えば、電車から降りたら、走って待ち合わせ場所に向かうことにする、などです。
このように、自分のネガティブな感情に気づいたら、その感情をまず受け止めます。
その上で、どうしたら良いか具体的に考えます。
これを続けていくことで、ネガティブな感情をうまく消化できるようになると思います。