突然だが、あなたは自分の実力をきちんと判断することができているだろうか。残念だが、実力を過信している人がほとんどだと言うことを理解している人は少ない。
そこで今回は、自分の実力を把握することの重要さ、できないことはできないとしっかり認めることの大切さについて簡単にまとめておきたいと思う。
結論は「できないことはできないと認めることで、仕事に真摯に向かい合うことができるようになるし、努力もできるようになる」と言うことだ。
できないことはできないとしっかり認めることが大切
自分の実力を過信しない
残念な話だが、ほとんどの人は、自分の実力を過信している。実際ほとんどの人が、自分の実力を過信していると言う研究データも出ている。
簡単に言えば、自分はもっとできるとか、まだまだやれると勝手に考えてしまっているが、実際に実力が伴っていないことがほとんどなのだ。
人は自分の能力を高く見積もってしまう傾向があるので、それについてはどうしようもないことだが、できるだけ自分の実力と自分の認識は近づけておいた方がいい。理由はそれによって人に迷惑をかけてしまうことがあるかもしれないからだ。
例えば仕事で、自分の能力を過信したがゆえに、大量の仕事を受けてしまい、期限内に捌き切ることができずに撃沈してしまうと言うのも、自分の実力をきちんと把握できていないことが原因。
できないものはできないし、できるものはできるわけだから、まず自分の実力をしっかり把握しようと努力することが重要だ。
人には得手不得手があるもの
そもそも、人には得手不得手があるものなので、できないことがあっても恥ずかしがることはない。当然できないことを見せびらかす必要はないが必要以上に萎縮することもないと理解しておこう。
例えばヒトカゲと言うポケモンがいるが、ヒトカゲに海を渡って四国まで連れて行ってもらうのは酷だろう。なぜならヒトカゲは水が弱点だから、弱点の水の中に飛び込んで、泳いでいくと言うのは可哀想なものだし、効率も悪い。
海を渡るならゼニガメに任せよう。ゼニガメなら、海をスイーっと渡ってくれるはずだ。これと同じで、人にも得手不得手があっていいし、できれば自分のできるところを使おうと言う話だ。
今は無理でもできるようになる
今はできないことがあったとしても、いずれはできるようになるものだ。今できないのには理由があって、それは単純に実力が足りていないから。
まずはできない自分をきちんと認めよう。その上で、努力と経験を積み重ねて行って、できるようになると言うこと。
でも自分の実力を過信して、自分のできないことをできると思っているようだと、適切な努力をすることはできない。自分のできない部分をはっきりと見つめることができてこそ、色々な人の意見も聞くことができるようになるはずだ。