【情熱プログラマー要約】第1章:市場を選ぶ
先んずるか、やられるか
結局プログラマーとして、どんな技術を身につけるかがキャリアを分けることになる。だから技術選択は超重要だよという話。
昔から使われている古い技術でも、すごくいいものはたくさんある。
逆に新しい技術を身につけることも大切。
今どの技術が身についてるかを確認して、その上でどんな技術を身につけていくのかを考える必要がある。
需要と供給
たくさんの人がやっている技術は、供給が多くなるから、もらえる給料は安くなりがちだけど、色々なプロジェクトで作業できる。
一方でほとんどの人がさわれない技術は、供給が少ないから、もらえる給料は高くなるけど、限られたプロジェクトでしか作業できない。
じゃあ結局どこのポジションを狙って作業していきますか?と言う話。
ひとつの考え方は、オフショアの人たちが安価でやっている作業ではない技術で、かつ、国内での需要が大きそうに見える技術をピックアップして、身につけると言うこと
コーディングはもう武器にならない
コーディングだけできればいいのなら、コーダーを安い値段で海外から雇えばOKと言う話。
結局重要なのは、お客さまのビジネスを理解して、ビジネスの分野で助言したり、ビジネスのバックグラウンドを持ってシステムを提案できたりすること。
つまり、コーディングだけでなく、あるビジネスの分野で一目置かれる存在になることが大切。
一番の下手くそでいよう
要するに自分のレベルよりも、レベルが高い人たちの中にいることが重要だよという話。
周りの人たちが自分自身のパフォーマンスに影響するから。だから仲間は慎重に選ぶこと。
自分にとって、自分のレベルが一番低いなと感じる環境や状況を見つけることが大切だし、その環境を探し続けることが重要。
自分の知性に投資しよう
メジャーな技術ではない、マイナーな技術を触ったことがある人は、きっと純粋に好奇心があって、学んだんだとわかる。
これは、コーディングが好きな証になるし、仕事にも意欲的な人物である可能性が高まると思われる。
新しい言語を学ぶことで、視野も広がるし、すごく勉強になる。もしこれが難しいと感じるなら、間違った職についてしまったかもしれない
親の言うことを聞くな
要するに、大企業なんだったら長く働け!とか安定を求めて公務員になれ!とかそういうありきたりな言葉は信じなくて良いと言う話。
実際に成功するためには、失敗を経験する必要がある。だからこそ自分のキャリアを考えるときにも、自分が納得いくまで考えたなら、リスクを取る行動をしても良いと思う。
万能選手になろう
要するにフルスタックであることは、どの場所でも活躍できる可能性を高めることになるから、やっておいた方がいいと言うこと。
フルスタックになるなら、特定の役割・テクノロジで自分自身を規定しないことが大切。
スペシャリストになろう
ある技術のスペシャリストであることは重要だと言うこと。この分野については、あの人に聞けばOKぐらいのものになっていれば、どこに行っても困ることはないはず。
本当に基本的な部分から、しっかりと理解していくことが重要。
自分の人生を他人任せにするな
要するに、自分のやりたいことは他人の技術を使ってやるのではなく、自分で作ってしまえと言うこと。
例えば今やAWSはクラウドの標準となったけど、AWSはただのサービスで、Amazonなくなったらどうするの?と言う話。
自分で作り上げるくらいの気持ちで、やって欲しいし、やるならオープンソースのものでいくらでもあるので、それらを使ってやってみたら?と言う感じ。
愛せよ、さもなくば捨てよ
要するに自分の仕事で秀でた存在になりたいと思うなら、自分の仕事に情熱を注がないとダメと言う話。
とにかくやるしかなくて、そこで熱中できるかどうかが重要。もし難しいなら、それはやめた方がいいのかもしれない。