今回はさまざまな言語で導入されているメソッドチェーンのメリット・デメリットについて簡単にまとめておきたいと思います。
メソッドチェーンのメリット・デメリット
メリット
- 処理の流れを明確にできること
- 各スコープの中で処理が完結するため、一時変数を定義する必要がないこと
基本的には、処理の流れが明確に把握できることがメリットです。メソッドの順番を変えると結果が変わるので、処理をひとつずつ追っていく必要がありますけどね。
また一時的に処理結果を変数に記録して、その変数に処理をするみたいな必要もありません。そこがメリットです。
デメリット
- 複雑な処理の流れ、例えば分岐などは表現できないこと
- 非同期処理には向いていないこと
メソッドチェーンは一方向の処理には向いていますが、例えば分岐のような処理は表現できないのはデメリットの一つです。
また非同期処理などに使用する際にも、使い勝手が悪いところがあります。
以上がメソッドチェーンのメリット・デメリットでした。