<この記事はこんな人におすすめ>
- 変数についてよく知らない人
- 変数の再代入について知りたい人
- Ruby入門者
<この記事でわかること>
- 変数の上書き方法
- 自分自身への代入方法
- 自分自身への代入記法の省略形
変数の値を変更する
変数の上書き
変数は一度代入した値を更新することができます。更新の仕方は1度変数を代入後、再び代入します。これで中身が上書きできます。
以下のプログラムの例ではwidthという幅の値を8と代入していましたが、再代入することで13に変更しています。
length = 9 width = 8 puts width puts length * width puts "----" # 変数widthの値を13に変更してください width = 13 #変数widthが8から13に変化しています puts width => 13 puts length * width
更新のイメージ
変数の更新のイメージを、図にまとめておきます。プログラムの実行順に沿って、再代入された変数が使えるようになります。
自分自身に代入する
すでに定義している変数の値を変更したいときに、自分自身に代入することもできます。
例えばnumberという変数に2を代入していたとして、そのnumberに3を足したいという時です。この場合は、以下のように記述してあげれば、代入することができます。
#変数に2が代入されています number = 2 #自分自身に3を足して再度numberに代入します number = number + 3 #5が出力されるようになります puts number => 5
更新のイメージ
先ほどと同様で、変数の更新のイメージを、図にまとめておきます。再代入した値を使うには、再代入した後にプログラムを記述する必要があります。
自分自身への代入の省略形
自分自身への代入はよく行われるため、省略形が用意されています。以下のように省略できます。
X += 10 #X = X + 10 X -= 10 #X = X - 10 X *= 10 #X = X * 10 X /= 10 #X = X / 10 X %= 10 #X = X % 10
まとめ
今回は変数の再代入についてまとめておきました。変数の再代入はよく出てきますし、特に省略形は頻繁に使うので覚えておくといいと思います。