仮想化の基礎知識
仮想化の基礎知識
仮想化とは
- 仮想化は実体のないものをあたかも実在しているかの如く表現する技術
- 仮想化によって、一台の物理的なサーバー上に複数の仮想的なサーバーを構築できる
- 仮想的なサーバーはバックアップすることが可能なので、障害時に以前の状態に戻すのが容易である
仮想化の種別
- 仮想化には大きく「サーバー仮想化」と「ネットワーク仮想化」の2つがある
- サーバー仮想化は物理的なサーバー上に仮想的なサーバーを構築する技術
- ネットワーク仮想化は物理的なネットワーク機器を隠蔽して、仮想的なネットワークを構築する技術
仮想化のメリットデメリット
- サーバー仮想化には、障害が発生しても環境の復旧が容易といったメリットがある
- ネットワーク仮想化では、ネットワーク構成を柔軟に変更することができ、ネットワーク機器の管理や保守が容易と言ったメリットがある
- 仮想化に必要なコストが、費用対効果にそぐわないものとなっていないか、検討する必要がある
仮想化とクラウド
- クラウドとは仮想化技術によって構築されたインフラやその上に構築されたサービスのこと
- クラウドは一般的にSaaS、PaaS、IaaSの3つに分類される
- クラウドは仮想化と分散処理によって支えられている
クラウドのセキュリティ
- クラウドサービスのセキュリティはとても高いがクラウドならではのリスクもある
- 仮想化によって高まった利便性により被害が甚大となる場合があるため、最新の脆弱情報をキャッチアップする必要がある