はい、Rubyをやっているものです。
だいぶRubyを触ってきたつもりでしたが、最初の環境構築でつまづいてしまいました。Rubyのバージョンがうまく切り替わらないと言うものです。今回はその解決策について簡単にまとめておきます。
結論は「PATHの設定の問題」です。
Rubyでバージョンがうまく切り替わらない時
状況
Ruby安定版の2.7.1をインストールしてグローバル設定しています。
$ rbenv versions
system
* 2.7.1
一見するとうまく設定できてそうですが、バージョンを確認すると2.7.1ではなく、2.6.3と表示されていて、うまくいってません。
$ ruby -v
2.6.3p62
結論
PATHがうまく通ってませんでした。要するに使用するRubyをきちんと指定できていなかったのが原因です。
以下のように$which ruby
として、どのRubyを使っているかを確認すると
$which ruby
/usr/bin/ruby
と言う形。システムに最初からインストールされているRubyを使用しています。
本来は以下のように
$which ruby
/Users/ユーザ名/.rbenv/shims/ruby
と表示されなくてはいけません。これを設定するにはPATHを設定する必要があります。
解決手順
bash_profileを整理するために$open ~/.bash_profileで、bash_profileをテキスト形式でオープンします。何か記述があったら削除します。Vimで編集してもOKです。
※もしbash_profileだけでなく、bashrcやzshrcなどがある場合も、1度確認して記述をいったんクリアすることをおすすめします。
bash_profileにeval “$(rbenv init -)”を記入します。これによってRubyの参照先をシステムからrbenvのRubyに変更することができます。
これで$ which rubyや$echo $PATHが正常になるはずなので、ruby -vしてみて参照先を変更できているか確認します。
$ruby -v
2.7.1p83
まとめ
と言うわけで、うまくRubyが切り替わらないときの対処法についてまとめました。正直かなり曖昧な理解が多くて、大変でした。PATHに関しては少し理解できたように思います。
どんどん先に進んで来ちゃったので、また1からしっかりと勉強しないとなぁと思うこの頃です。