WEB系エンジニアとして学ぶべきこと
言語仕様
ここで言語仕様と言っているのは、ある言語に特異な記述方法まで学ぶということです。
例えばRubyであればメタプログラミング、JavaScriptであればクロージャの概念、environment record(レキシカル環境)などです。
そこまで学んで、初めて言語の特徴や、良さを理解することができます。
コードの書き方
コードをどうやって書いたら分かりやすいか、コードをどんな風に扱えば変更に耐えられるかなどを学ぶということです。
自分一人でやっているときはほとんど必要ないですが、みんなでコードを書いていくときには、必要な知識になります。
文章を書くときにも、ベストプラクティスのようなものがありますが、それのコード版です。
データベース関連
データベースの構造をどうするか、テーブル同士の関係の設計はどうするか、効率的なSQLの書き方は?という部分を学ぶことです。
結論から言うと、一度データベースの設計をやってみることが最も良い勉強になると思いますが、近くに教えてもらえる人がいない場合は、本などで体系的に勉強します。
枯れた技術なので、しっかり学んでおけば、エンジニア人生の中で効果を副次的に与えてくれます。
Linux
Linuxの仕組みや、Linuxのコマンド類を学んでおくと言うことです。
Linuxは必ず触ることになりますし、一度Linuxのコマンドについて理解をしておくと、ターミナルから操作ができるようになります。
TCP/IP
ネットワークの通信規格についてです。
WEB系ですので、ネットワーク周りの基本的な知識は必須です。
TCP/IPは何かと出てくるので、そこをしっかり理解しておくことで、長期的に役立ちます。
セキュリティ関連
あとはセキュリティ関連の内容です。
よくある攻撃手法と対策については、一通り勉強しておくことをお勧めします。
特に本番環境を触る人は、セキュリティ関連の学習は一度してから、触るようにします。