AWS IoT Coreを使ったデバイスプロビジョニング方法のメリット・デメリット
AWS IoTによる 秘密鍵・証明書発行&事前登録 (デバイスキッティング時登録)
- メリット
- 証明書と同時にデバイス登録しておくと、デバイスが起動したらすぐにIoT Coreと接続できる
- 最も簡単な発行および登録方法であるため、検証や開発時に有効
- デメリット
- 証明書・秘密鍵・デバイスへの焼き込みなど、AWS IoTにデバイスを登録する仕組みを、生産設備に組み込む必要がある
- ホスト側で、AWS IoT Coreに接続する必要がある
Fleet Provisioningでのプロビジョニング方式
認証ユーザー方式とクレーム証明書方式がありますが、どちらも似たようなメリットがあります。
- メリット
- デバイスに個別の証明書と秘密鍵を事前に組み込む必要がないため、デバイスの生産が楽
- 生産時にホスト側でAWS IoT Coreに接続しなくてよい
- 個別の証明書発行やデバイス登録する構成を組まなくていい
- デメリット
- クレーム用の共通証明書が流出した場合を考慮する必要あり
- デバイス側でプロビジョニングのリクエストや受け取りを行う実装が必要