【吉岡秀人さん】発展途上国で無償の医療を提供するお医者さんの講演を聞いてきた

今回、東京大学で開催された吉岡秀人さんの講演会に行ってきました。

吉岡秀人さんは、ミャンマー、カンボジア、ラオスを中心に活動している子どもを対象にしたお医者さんです。

発展途上国での医療はきわめて高額で、ほとんどの人が医療を満足に受けることができません。

しかしこの吉岡さんは、医療を無償で提供しているというんだから驚きです。情熱大陸にも3回ほど吉岡さんの活動はとりあげられていて、それに興味があったので講演会に行ってきました。

今回はそこでの話の内容と、私が感じたことについてまとめておきたいと思います。

吉岡先生とジャパンハートの活動

吉岡先生とジャパンハートの活動については、情熱大陸の動画を見てもらうのが一番いいと思います。すごくよくまとまってます。

MEMO
簡単に説明すると、発展途上国では非常に高価な医療を無償で提供している小児外科医です。1万人以上の子ども達を救ってきた実績があります。

吉岡秀人さんの講演の内容

ミャンマー、ラオス、カンボジアといった発展途上国で活動しています。目の間から脳が飛び出してくる病気や日本では「みつくち」と言われる唇が切れてしまっている病気の子ども達を何人も見てきているそうです。

そういった子たちは、ほとんどが学校にも行けず、家族の仕事を手伝って生活しているそうです。そして結婚もできないまま死んでいくというのが、大多数なんだそうです。

そういった子たちに、手術をすると、ずっと下を向いていた子たちが、前を向くようになり、声も大きくなるんだそうです。そうやって少しずつ自信を取り戻せるんですって。

首に大きな腫瘍ができた男の子の話

比較的裕福な家庭に生まれた男の子だったそうですが、その子は首に大きな腫瘍ができていました。その男の子は2歳でしたが、腫瘍の大きさは、顔と同じくらいに大きくなっていたそうです。

その男の子とお母さんが、吉岡さんのところを訪れてきたとき、吉岡さんは、その男の子がこのままあと3か月もすれば、死んでしまうと分かっていたそうです。腫瘍が食道を圧迫してご飯を食べられなるからです。

しかし当時はそういった腫瘍を切除する設備がなかったため、泣く泣くその男の子とお母さんを追い返したんだそうです。

でもそのことのことがずっと気になっていた吉岡さん。

結局、住所を頼りに首に大きな腫瘍ができた男の子の家まで、車で15時間ほどかけて行ったそうです。それはその男の子と吉岡さんが初めてあってから3か月ほどたっていました。

そして、おうちを見つけて、お母さんを訪ね、吉岡さんは「子どもは元気ですか」と聞いたら、お母さんが「奥で寝ています」と言ったそうです。

子どもの様子を見てみると、腫瘍は大きくなりすぎて、首筋が破裂し、すさまじい異臭を放っていたそうです。加えて周りにはハエが飛び回り、腫瘍にはウジがわいていて、腐ってしまっていたということでした。

吉岡さんはこの子を助ける唯一の道は、日本に連れていくことしかないというのはわかっていたんですが、お金もなく、どうしようか迷っていました。

吉岡さんは、何もせずに帰ろうとも思ったそうです。しかし、助ける手段があるのに、このまま何もせずに帰ったら、これから医者を続けていられないと思ったそうです。

そうして、その子を日本に連れていくことを決意しました。手術費用は1000万円ほどかかるようでした。

難しい手術でしたが、日本での手術は無事に成功しました。歩くこともままならなかった男の子ですが、徐々に回復して歩くこともできるようになりました。

そして手術の費用もかなり抑えてもらうことができ、1人の人を救うことができたんだそうです。

講演の感想

志の高さにびっくりする

吉岡さんの話を聞いていると、吉岡さんは簡単にさらっというんですが、それってすごくないか?という話がたくさん出てきました。

「手術中に停電する」とか、「麻酔が途中できれて子どもたちが騒ぎ出す」とか、さらっというんですが、本当にやろうと思ったらすごいことですよね。

そういった経験をしつつも、いまでもずっと発展途上国の子どもたちに無償の医療を提供している吉岡さんをはじめとするジャパンハートはやっぱりすごいですよね。

とても自分には出来ないこと

正直ぼくには絶対にできないことです。そもそも人の命の生き死にを任されるという責任に耐えられないと思います。

人の生死の瞬間に何度も立ち会っているからでしょうね、吉岡さんの言葉のひとつひとつには重みが感じられました。

まとめ

ということで今回は吉岡さんの講演会の内容と、感想についてまとめました。

あらためてすごい志と活動内容だなと思います。こうやって人のために何かやっている人はかっこいいですね。これからの活動を少しでも応援できたらしていきたいと思っています。