徹底自己分析⑳:私の嫌なところ

なんでこんな風にすぐあきらめてしまうんだろうとか、どうしてすぐ怒ってしまうんだろうとか。日常生活の中で、自分のことが嫌になった経験はないだろうか。今回は、自分自身の嫌だなと思うところに注目して自己分析を進めていこう。

私の嫌なところ

大前提として人間は完璧ではないし、どこかしらネガティブな部分があるのは当然だ。遠くから見ていると、とても魅力的に見えるかもしれないが、近づいてみればどうということはないものだ。

長所やポジティブな部分をもっともっと伸ばしていけばいいというのが、私の基本的なスタンスだ。だが誤解しないでほしいのは、自分の嫌だと思う部分や、ネガティブな部分を見ないようにすることではない。むしろ自分の嫌な部分や弱いところにしっかりと向き合うことが必須だと思っている。

自分の嫌なところをしっかりと見つめることで、それが自分なのだと受け入れることができるようになるからだ。嫌な部分というのは目をつむってしまいがちだし、できれば思い出したくないもの。だが自分の嫌だと思う部分に、真正面から向き合ったとき、すがすがしい気持ちになるはずだ。

振り返る方法

以下のような順番で、自分の嫌な部分を振り返っていくといいだろう。

  1. 自分自身で嫌なところを箇条書きで残さず書き出す。
  2. なぜ嫌なのか、どうして嫌だと思うのかを、書き出す。
  3. 嫌だと感じる部分を直すにはどうしたらいいのか、具体的な行動を書き出す。

自分自身で嫌なところを箇条書きで残さず書き出す

まずは自分自身の嫌だと思うところを箇条書きで書き出そう。いやなところがいくつ出てきても構わない。むしろもう嫌なところが書けないくらい書き出してしまうことが大切だ。

嫌なところが残っているよりも、嫌なところをすべて書き出せてしまうのなら、そのノートに書いてあるものだけが、自分の嫌な部分すべてだ。つまりそのノートに書いてあることに対応していけば、自分はどんどん思うような人間に近づいていけるということ。

なぜ嫌なのか、どうして嫌だと思うのかを、書き出す

そして、なんでそこが嫌なのか書き出そう。そのなぜを繰り返すと、自分が大切にしている考え方が見えてくるはずだ。

たとえばすぐ怒ってしまうのが嫌だという人がいるとしよう。なぜ怒るのがいやなんだろうか。単純に疲れるからか、それとも周りに気を遣わせるのが嫌なのか、そもそも自分に怒る資格なんてないと思っているからなのか。

大切なのは表面上の嫌な部分ではなく、内部にある自分の考え方だ。そこを基準に人は動いている。特に自分の嫌だと感じることは、自分の大切にしている考えがもとになっていることが多い。そこに気づけるように、慎重に書き出そう。

嫌だと感じる部分を直すにはどうしたらいいのか、具体的な行動を書き出す

そしてより理想の自分に近づくためにはどうしたらいいのか考えよう。どうしたら自分の嫌な部分を直せるだろう。

例えば、どうすれば怒らないようにしていられるんだろうと考えたとする。怒りそうになったら深呼吸するとか、アンガーマネージメントの本を読むとか、瞑想を取り入れるとか。

いろいろなアプローチがあるはずだ。もちろん調べて書き出してもいいし、今自分の持っている知識で対応できそうなことがあるなら書き出してみよう。

自分が嫌だと感じる部分のひとつひとつに対策ができたら、あとは淡々と行動するだけだ。その行動によって、トライ&エラーを繰り返し、すこしずつ理想の自分へ近づいていくのだ。

まとめ

自分が嫌だと感じる部分をしっかりと見つめなおすことができただろうか。まず大切なことは、この自分で自分のことが嫌だと思う部分を、消し去ろうとするんではなく、これが自分なんだと認めることだ。

そのうえで、どうやったら直していけるかなと考えていくことだ。長い間自分と過ごしてきて、すぐに自分をかえることは難しいと感じていると思う。だからいきなり変える必要はない。むしろいきなり変えられない。だからこそどうしたら変えていけるかをゆっくりと考え続けていくことが大切だ。