欠点を指摘する人の心理と、欠点を指摘された時の考え方

日常的な生活の中、仕事などでも「自分の欠点を指摘される」場面というのはあると思います。

そんな時にあなたはどのように対応していますか?怒ってしまいますか?それともスルーしますか?あるいは、受け入れて指摘された点を直すでしょうか?

あなた

すげー否定された気がする。あんただってできてないじゃん。
確かに言われた通りなんだよなぁ。気をつけないと。

あなた

欠点を指摘されたことであなたの存在を否定されたように感じ、欠点をかえなきゃと思って変え続けていれば、あなたらしさというものがなくなっていくような気もします。

 

逆に指摘されたことを全く受け入れなければ、だれも指摘してくれる人はいなくなるでしょう。それもあなたの成長のためにはよくないことのように思います。

そこで今回は、自分の欠点を指摘された時の「自分をかえるか変えないかの基準」について考えたことがあるのでそれをまとめたいと思います。そして自分の欠点を指摘されたときにどのように考えたらいいのかを書いておきます。

自分の欠点を指摘されたとき

指摘された瞬間は冷静ではいられない

多くの人は、欠点を指摘されると自分を否定されたように感じて、冷静ではいられなくなります。指摘された内容が当たっていても、当たっていなくても、です。

確かに仕事上の関係で取引先や上司、あるいは同僚から言われることなら、仕事と割り切ることができるかもしれません。しかし家族や親しい友人から指摘されると、割り切ることは難しいと思います。

自分の欠点を指摘してくれる人は素晴らしいから大切にしなさいという言葉があります。確かにその通りですが、ほとんどの人は指摘された瞬間はイライラするでしょう。

指摘してきた相手を攻撃してもいいことはない

欠点を指摘してきた相手に腹が立つことがあります。特に尊敬しているわけでもない人や、家族などから、自分の欠点を指摘された時は余計に腹が立つことが多いと思います。

あんただってそういうところあるじゃん。とか、自分のことを棚に上げてよく言えるねと。そんな感じです。

そうやって指摘してきた相手を攻撃することもできますが、何の解決にもなりませんよね。別に相手を攻撃したからと言って自分の欠点が直るわけでもないです。

指摘された内容をスルーするのも難しいことがある

指摘された欠点の内容をスルーするという対応も、対応策のひとつにあります。

確かに赤の他人だったり、1回しか会わない人だったら、指摘された欠点の内容をスルーしてそれで終わりかもしれません。

ただこれから一緒にやっていく人だったり、家族だったりしたら、指摘された内容をスルーしていても、いいことはないように思います。

結局スルーしたところで、また「この前指摘したけど、なんも変わってないじゃん」なんて言われてしまうのではないでしょうか。

欠点を指摘する人の心理

そもそも人の欠点を指摘する人の心理というのはどうなっているんでしょうか。欠点を指摘する人の心理についてまとめておきます。

自分の観察眼がするどくて、相手をよく理解していると思っている

欠点を指摘する人の多くは、その人自身が努力していることが多いと思います。なまじ努力しているために、自分の考え方や行動に自信を持っているのです。

だから自分の考えや観察力を、その人自身が高く評価しています。そして人のことをよく理解できていると思っています。その結果、他人に自分の意見を押し付けてしまうような発言が増えて、指摘が増えるというわけです。

自分の弱さ、醜さ、ずるさを認められない人が、他人を指摘する

他人を指摘する人の多くは、自分のことを少し過剰に評価しているところがあることが多いです。かくいう私もそういうところがありました。

例えば、2人の人がいるとしましょう。

 

1人は自分が弱いこと、自分には汚い部分があること、ずるい部分があることを自分自身で認められている人。

 

もう1人は自分は正しい人間で、自分を賢いと思っていて、公正な判断をすることができると思っている人。

どちらの人の方が、他人に対しての指摘が多くなるでしょうか。きっと後者の自分は正しい行いができていると思っている人でしょう。

決して自分のことを正しいと思っていることが悪いとは思いません。ただ正しい行いをしようと努力している人が、それを他人にも求めてしまうのは少し違うような気がします。

他人の欠点を指摘することで自分の優位性や存在価値を確認しようとする

他人の欠点を指摘することで、自分の優位性を誇示しようとする場合もあります。

こういったパターンは、自分のやっていることに自信がない人や、お互いに引っ込みのつかなくなったケンカの場合などによく生じることだと思います。

自分の欠点を直すか直さないかの基準

では自分の欠点を指摘されたときに、どうしたらいいんでしょうか。素直に変えたらいいでしょうか。それとも変えなくていいんでしょうか。自分の欠点を直すか直さないかの基準はどこにあるんでしょうか。

私の考えですが、「指摘の内容を直すことで、なりたい自分に近づけるなら欠点を素直に直す。そうでないと思うなら指摘をスルーする。もしこれから付き合っていかなくてはいけない人なら「これが私なんです」とはっきり伝える」ということです。

なりたい自分になるために直せるところは素直に直す

皆さんにも、こんな人になりたいなとかいう考えはあると思います。その理想の自分に近づくために、指摘された内容が的を得ているなら、これは素直に直すべきだと思います。

指摘された内容を素直に受け入れて、自分にこんなことが足りないんだと気づき、それを直していく努力をできる人はすごいと思います。でもそれができなければ、成長はできないと私は思っています。

指摘が納得できないなら無視、スルーする

逆になりたい自分になるために必要のない指摘だと思うなら、なにも直す必要はないと思います。むしろ無視、スルーしていいでしょう。だいたい人はそんなに簡単には変わることは出来ません。いちいち、指摘を聞いていたら、体がいくつあっても足りません。

例えば上司から自分の欠点について指摘されたとしましょう。それが的を得ていないと感じたとしましょう。

 

冷静に考えれば、的を得ていないことに対して、直す必要も変える必要も全くないはずです。だから「あー、またいってるわ」ぐらいな感じで、気にする必要はありません。完全スルーです。

僕もそうですが、指摘されるとすぐ落ち込んでしまう人がいます。気持ちはわかりますが、落ち込む必要性は全くないです。自分は自分なりの性格があって当たり前じゃないですか。

でも家族だったり、上司だったりすると、スルーするわけにもいかない場合はありますよね。そういう場合は、「私はこういう人間なんです。でも出来る限りのことはやります。」と言うことだと思います。

これを言うのは勇気がいりますよね。ぼくだったら上司に言えないかも。でも実際あなたは、あなたでそういう人間なんだから、しょうがないはずです。

自分のことをよく知っておく

さっき自分の欠点と思われることを指摘されたときに「私はこういう人間なんです」と言ったらいいと言いました。

実はこの「私はこういう人間なんです」と言える人は、すごい人です。これを読んでいる人の中に「私はこういう人間なんです」といえる人はどれだけいるでしょうか。

この「私はこういう人間なんです」というためには、自分のことを本当に深く知っていないといけません。つまり深い自己理解が必要です。

もし今「私はこういう人間なんです」と答えられない人は、定期的に自己分析をすることをお勧めします。自己分析については、少し書いているものがあるので、それを見てみてください。

徹底自己分析①:なぜ自分をもっとよく知りたいのか?

まとめ

ということで人から自分の欠点を指摘されたときの考え方についてまとめました。

結論としては「指摘された内容が、なりたい自分に近づける内容ならば素直にかえる努力をする。そうでないと思うならスルーする。これから付き合っていく人には「私はこういう人間なんです」という。」ということです。

確かに、欠点を指摘されると、自分自身を否定されたように感じて嫌な気持ちになると思います。あなたの欠点を指摘してきた人が本当にあなたのことを考えて指摘しているのか、それともただの怒りや嫌がらせなのかはしっかりと判断できるようにしておかないといけませんね。