妻からの頼み事を「ことわる」「やらない」夫の心理

昔の話なんですが、私は妻から何か頼まれるのがすごく嫌でした。妻がしょっちゅう私にものをたのむので、「なんでそんなに人使いが荒いんだ」とおこってしまったこともあります。

でも今ではまったく違和感なく妻の頼みを聞けるようになりました。いままでは妻からの頼みごとを「やってやってる」ぐらいの感じもあったんですが、ほとんどそういった感覚がなくなりました。

どうしてなくなったのかなー、と思っていたんですが、ある本と出会ったんです。そのなかで気づいたことなんですが、当時の私は妻に嫉妬していたのかもしれないなとわかりました。

妻の頼みごとの多さ

わたしの妻の特技のひとつに、「人に頼み事をする」というのがあります。わたしは自分ひとりで抱え込んでしまうことが多い性分なんですが、妻は困ったことがあったら、すぐに人に頼みます。むしろ困っていなくても、なにかしらたのんできます。

妻の頼み事からはじまったケンカ

ことあるごとに妻の頼み事がきっかけでケンカしていました。これは妻と食事をしていた時にケンカしてしまった話です。妻が料理を少しこぼしてしまったので、キッチンペーパーをとろうとしたんですね。

しかしキッチンペーパーは食事しているテーブルの上にはなく、私の後ろのカウンターの上にあったんです。だから妻は私に、「キッチンペーパーとって」と言いました。

当時の私はそれにイラっとしていました。キッチンペーパーは立って取りにいかないといけない場所にあったので、私だったら妻がご飯を食べているんだから邪魔したくないという気持ちが働きます。言いかえるなら妻を自分の思い通りにしたいという欲求がありました。

そして、別にバタバタしてるわけでもないんだから、私に頼まなくても自分で取りに行けるじゃんっという気持ちがありました。

そこで私は「自分でキッチンペーパーをとればいいじゃん」と妻に伝えると、「なんでとってくれないの?」といってケンカになってしまいました。

妻の頼みを受け入れられない原因がわからない

わたしはケンカのあと、どうしてキッチンペーパーをとってあげられないんだろうなと思いました。なぜ妻の考え方を理解できないのかなとも思いました。

確かに妻の言うことにも一理あります。わざわざ遠いところにいる妻がキッチンペーパーを取りに行く必要もないし、ちょっと立ち上がって取ってあげればいいだけですから。ものの数秒です。

でも私の目線でどうしても考えてしまいます。私は妻に頼んだりしない。自分のことは自分でする。というような思いでした。

でも妻と私は、家族です。いうなればチームです。たしかに親しき仲にも礼儀ありとは思いますが、キッチンペーパーをとるぐらいなら、やってあげればいいよなぁという気がします。

どうしてできないんだろうか。ずっとその答えがわかりませんでした。そんななかで月日がたって、ある本に出合いました。「やる気がでない」が一瞬で消える方法という本です。

「やる気がでない」が一瞬で消える方法

この本の「嫉妬とは発作である」という章で書かれていた文章がまさに自分のことを言われているようで驚きました。ちょっとその部分を引用してみようと思います。

ほかにも自覚されづらいけれどよくあるケースが、夫婦間の嫉妬による発作です。例えば妻が「○○を捨てておいてね」と言われた夫が、その○○を捨てない、というような場合は、夫に「受動攻撃」という発作が起きています。

この例は妻の方が夫より能力が高いと夫が感じ、夫が妻に嫉妬する(夫自身は気づいていないことが多い)ことによっておきます(妻から頼まれたことに限って夫はやらない)。受動攻撃の発作を起こす男性は、一見すごく優しい男性が多いので、周りからは夫が妻に対してそういう攻撃をしていることが理解されにくくなります。

この文章を読んだとき、うわー私、これだわと思いました。そして、妻に対して嫉妬していたということに気づいたんです。

妻に対しての嫉妬

妻は本当に頭の回転が速いです。そしてテキパキ物事をこなすことができます。私と違って外交的で、コミュニケーション能力が高いという特徴があります。だから仕事もテキパキしています。

一方私は、慎重派です。ものごとをじっくり考えて、そのうえで決断を下すことが多いです。妻と違ってコミュニケーション能力は高くありません。ですが、そんな自分をかえたいなと思っていたので、コミュニケーション能力を高めたいなとずっと思っていました。

そしてもうひとつ。今思うとなんですが、私はすこし妻を下に見ていたような気がします。うーん、なんていうんでしょうか。私は大学院をでていて、妻は学部卒なんですね。そして妻の方がひとつ年下なんです。

だから明確にバカにしていたというわけではないんですが、おれのほうが知識があるんだぞ、おれのほうが賢いんだぞぐらいに思っていたと思います。

でも妻は、コミュニケーション力も高く、外交的で、仕事もテキパキできるって…そんな風に感じているなって気づいたんです。そして嫉妬していた。だから妻の言うことに反発したくなっていたんだなと思いました。

嫉妬していると気づいてから

その嫉妬に気づいてから、他にも、私は妻に嫉妬していることがわかりました。私は妻に対しては怒らないように接することが多いんですが、妻は私のミスに対して怒ってきます。

私はもともと怒りっぽい性格なんですが、良くないなと思って、怒らないように努力していたんです。ところが妻は気に入らないことがあったら、すぐに怒ってきます。その時になんでわたしばっかり我慢しないといけないんだと思いました。

自分は怒らないように努力してるのに、妻は怒りたい放題なんてずるいなって。これってある意味嫉妬なんだと気づいたんです。そうしたら気がスッと楽になりました。

たまにやっぱりむかつくんですが、少しずつ受け入れられるようになってきました。そして今では、前よりも愛情をもって接することができるようになってきています。

まとめ

夫婦だと、ケンカすることもたくさんあります。でもやっぱり仲良しな夫婦でいたいですよね。でもこういった嫉妬の感情があると、素直に自分の気持ちを表現できなくなるんですね。

そもそも自分に妻に対しての嫉妬の感情があるなんて気づくことができませんでした。本にも嫉妬をなくすことは出来ないので、嫉妬があることに気づくことが大切なんだと書いてありました。

いろんなサイトを探してもなかなか回答を得られなかったのですが、長年の悩みが解決できてよかったなと思います。

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