東京国立博物館の「快慶・定慶のみほとけ」展の内容と感想

今回、東京国立博物館の「快慶・定慶のみほとけ」展に行ってきました。

快慶(カイケイ)と定慶(ジョウケイ)は、仏像をほる人で、今から700-900年前の鎌倉時代に活躍されたそうです。

今回は快慶と定慶の彫った仏様の展示があったので、その展示の大まかな内容と感想についてまとめておきたいと思います。

快慶・定慶のみほとけ展の概要

内部の案内図

大法恩寺の歴史→快慶の十大弟子立像→肥後定慶の六観音菩薩像

大法恩寺の歴史

この快慶と定慶のほった仏像は、大法恩寺という場所に保管されています。この大法恩寺は2020年には800年の歴史を誇るお寺になります。

京都の大切な宝物は、当時大きな戦であった応仁の乱で多くが焼けてしまいました。しかしこの大法恩寺は、応仁の乱だけでなく、いくつもの戦火を免れたというお寺です。

大法恩寺は、京都では最も古い木造建築として国宝に指定されています。

快慶作の十大弟子立像

十大弟子は、仏様の弟子の中でも特に優れた10人のことです。この十大弟子の像は普段は大法恩寺に収められています。

ですが今回は、展示のために京都から東京の博物館まで運んできました。

この「十大弟子立像」は快慶が作ったもので、大きさは1m弱とそこまで大きくないです。ただ近くで見ると繊細な彫刻に思わず息をのみます。

六観音菩薩像と肥後定慶

六観音菩薩というのは、仏様の世界で地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道の6つの道のなかから、救いの手を差し伸べてくれる6人の観音菩薩様です。

それぞれ聖観音、千手観音、馬頭観音、十一面観音、准胝(じゅんでい)観音、如意輪観音として、それぞれの道に救いの菩薩さまがいるというものです。

この六観音菩薩像が等身大で、すべて残っているケースというのは非常にまれなんだそうです。今回は後ろからも見れるように見やすく展示してくれています。

MEMO
聖観音像だけ写真を撮っていいということだったので、写真を撮ってきました。基本的には館内の撮影は禁止されています。

快慶・定慶のみほとけ展の感想

まず快慶の十大弟子像ですが、その繊細なつくりにびっくりしました。仏像の衣の一枚一枚まで、ほんとに柔らかそうに作られているんです。

そして顔のそれぞれの表情、ほほの柔らかさなどが、それぞれに表現されていて、すごいなという感じでした。

MEMO
ここに文章この十大弟子像も、大法恩寺で見るときは正面からしか見ることができません。今回は後ろに回れるように展示されていて、後ろからも見ることができます。

仏像はお寺だと薄暗かったりすることが多いですけど、国立博物館では、キレイにライトを当てられているので、詳細まで見ることができるのもよかったです。

あとは館内に人がそこまで多くなかったのと、展示の数自体もそこまで多くないので、1時間ほどあれば見て回ることができるとおもいました。

ただよく考えてみると、平日の午前中に行ったんですけど、そう考えるとそこそこ人がいたかもしれません。